店舗改装・リフォームのメリット
店舗改装を行うと、お客様が通いたくなる雰囲気になったり、スタッフが働きやすくなったりします。
それぞれのメリットの内容を詳しく解説します。
入りたくなる・通いたくなる空間にできる

店舗をきれいに改装すると、お客様も入りやすくなり、通いたいと思ってもらえるでしょう。
まず、「入りたくなるお店」にするためには、店舗の顔となる正面のデザインをこだわりましょう。
お客様からの第一印象を決める大事な部分なので、外観の印象はとても重要です。
また、店内がきれいで居心地のよい空間なら、「また通いたくなるお店」と思ってもらえます。
はじめて入店する方を増やして、長期的なユーザーを確保するためには、店舗改装はおすすめです。
働きやすく動きやすいレイアウトになる

改装された店舗では、スタッフが働きやすくなります。
スタッフがのびのびと働きやすいデザイン・レイアウトにすることも、店舗を継続するためには大切な要素のひとつです。
例えば、飲食店の厨房やホールなどの動線が計画的につくられていれば、スタッフが効率よく働けます。
スタッフがストレスなく動けるお店は、お客様にも好感を持ってもらえることでしょう。
店舗の改装を行うときは、お客様と従業員の視点を大切にしながらリフォーム内容を考えていきましょう。
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店舗改装・リフォームの注意点
店舗の改装をする前に、次の5つの注意点をチェックしておきましょう。
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それぞれの注意点についてより詳しく見ていきましょう。
多額の費用がかかる
店舗改装・リフォームの重要なポイントは、改装後の売り上げ増加分でそのコストを回収できるかです。
店舗改装における設備投資では、多額の費用がかかるため、適切な予算案を検討する必要があります。
また、工事の規模にもよりますが、改装中は営業を休止する期間が発生するでしょう。
その間は当然収入を得られないので、資金を調達して対策をとっておかなければなりません。
ローンが組めない場合がある
費用が多くかかるにもかかわらず、店舗改装の工事でローンが組めない場合があります。
そのため、ローンが通らなかった場合の対策も考えておかなければなりません。
また、厨房の機器はリースがあるので、万が一予算が足りなければリフォーム業者に仲介を依頼するのもおすすめです。
予算に不安のある場合は、工事を依頼する前に相談してみるとよいでしょう。
予算を必ず提示しておく
改装工事をする際は、施工前に業者へ予算を必ず提示しておきましょう。
リフォーム工事では、理想を追求しすぎるあまり、工事費用が高額になっていき、想定以上にお金がかかってしまうことがあります。
また、予算内で収めるにしても、譲れない箇所や欲しい機能性を伝えておくと、より満足度の高いリフォームが行えます。
予算内で納得のいくリフォームを行ってもらえるように、施工会社にあらかじめに相談しておくとよいですね。
外装・内装のイメージアップを図る
外装や内装はいわば店舗の顔です。
そのため、競合店との差別化も図りつつ、店舗のイメージアップにつながるようなリフォームに仕上げましょう。
店舗を利用するお客様の視線は、主に外装や廊下などの内装の汚れに目が行くといわれています。
そのため、新しい施設や設備になったかに加えて、以前より清潔感のある店舗を目指すことが、イメージアップの鍵だと考えられます。
また、店舗改装をする上で、単に見た目を重視するのではなく、清掃やメンテナンスのしやすさを考慮しておくことも大切です。
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店舗の改装・リフォームにかかる費用

工事内容によって変化しますが、店舗改装の費用相場は1坪あたり20~50万円とされています。
店舗のタイプ別に改装にかかる費用相場を次の表にまとめました。
オフィスや小売店などの坪単価 |
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オフィスや雑貨店などの小規模な面積の店舗であれば、1坪あたり20~40万円以内でリフォームできます。 比較的に、内装工事に費用がかからないためです。 |
美容室/サロンの坪単価 |
美容室やサロンでの改装にかかる費用は、1坪あたり20~50万円ほどです。 美容院やネイルサロンなど、水周りの設備を必要とする施設なので、費用が高めになる場合もあります。 |
飲食店の坪単価 |
レストランやカフェといった飲食店の改装には、1坪あたり30~50万円はかかります。 厨房設備がある飲食店は、ほかの店舗タイプに比べて工事費用が上がります。 |
上記の内容は既存の店舗の改装で、設備が複雑ではない場合の費用です。
外装もリフォームする場合や、新規で物件を購入・レンタルして開業する際には、さらに費用がかかるため、注意しておきましょう。
店舗改装・リフォームする時期の目安

店舗改装をする時期は、主に2つです。
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店舗の設備が古くなったり、建物自体が老朽化してきたりした場合は、安全性や衛生面からリフォーム工事が必要です。
お客様が訪れる場所なので、建物の老朽化により事故が起きるのを防ぐためにも、定期的に点検を行い、不具合は早めに補修しましょう。
また、業績が低迷したときや方向性を変更する際、店舗の印象を変えたい場合も改装のタイミングです。
内装を中心に、設備の交換や看板の変更などを実施するとよいでしょう。
店舗の改装・リフォームをした工事事例
実際に店舗の改装・リフォームをした事例をご紹介します。
工事を検討中の方は、ぜひチェックして参考にしてみてください。
事例1
都会的なバーに改装

物件種別 | 店舗 |
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築年数 | 25年 |
リフォーム費用 | 45万円 |
工事期間 | 10日 |
光るバーカウンターとVIPルームの設置を行いました。
エメラルドグリーンの照明が良い雰囲気を演出しています。
奥の空間を間仕切りし、内装をガラッと変えることでVIPルームに仕上げています。
事例2
美容院の内装を一新!

【施工後】

物件種別 | 店舗 |
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築年数 | 40年 |
リフォーム費用 | 50万円 |
工事期間 | 10日 |
床が剥がれてきたのを機に、店舗全体をリフォームした事例です。
床材を剥がして、モルタル左官工事によって下地を整えました。
また、暗い色の壁紙や床材を明るい色に変更しました。
事例3
中華料理店の改装

物件種別 | 店舗 |
---|---|
築年数 | - |
リフォーム費用 | 100万円 |
工事期間 | 7日 |
ご家族の帰省に合わせて、元の中華料理店を改装しました。
新たな店舗となり、より働きやすくなるとともに、お客様にとっても快適な空間に仕上がりました。
飲食店の改装費用を節約するなら厨房設備がカギ

飲食店の店舗リフォームにおいて、工事価格のうち2~4割は厨房にかかる店舗の改装・リフォームをした際の費用です。
新規でお店を開業する場合は、厨房付きの居抜き物件を選ぶと改装費が安くできます。
ただし、居抜き物件の場合は、立地がよくないために退去した可能性もあるので、物件探しは慎重に行いましょう。
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店舗改装で起こりやすいトラブル
店舗を改装する際に起こりやすいトラブルには、次のような内容があります。
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それぞれのトラブルの詳細と対策について解説します。
工事中の従業員への補償問題
工事中に従業員へ十分な給与補償がされないと、トラブルに発展するでしょう。
店舗を改装中は、オーナーだけでなく従業員も働けないため、給与の補償が必要となるのです。
店舗改装中の休業時に従業員へ給与の補償を行うのは、労働基準法の第26条にて定められています。
補償する金額は、平均給与の60%以上です。
そのため、店舗改装を行う際は、従業員へ支払う給与額も予算に組み入れておきましょう。
改装後の経営がうまくいかない
改装後に、思っていたよりも客足が戻らず、経営がうまくいかないというケースもあります。
店舗の改装後は、ローンを組んでいたらその返済がはじまったり、離れていた固定客を取り戻したりしなければなりません。
想定していたよりも収入が増えずに、改装費の支払いに苦しむということは避けたいところです。
そのため、改装後も安定した営業が行えるように、資金や予算についてもよく検討しておく必要があります。
施工期間が長引く
改装の期間が長引いてしまい、経営に影響を及ぼしてしまう場合もあります。
店舗改装では、破損箇所があったり、天候が悪化したりして施工期間が長引いてしまうケースがあります。
想定していたよりも工事が長引いて、収入が得られない期間が長くなる場合もあるのです。
そのため、工事が長引く可能性も考慮して、スケジュールを組んでおくとよいでしょう。
法律を守らず工事を行う
店舗を改装する際は「建築基準法」や「消防法」などの法律を順守したレイアウトや内装のデザインを考えなければなりません。
もし、法律を守らずに改装を行った場合は、再工事が必要となり多額の費用がかかることになるでしょう。
無駄な費用と工期を発生させないためにも、工事前は法律的に施工可能なリフォームかどうかを確認しておきましょう。
また、改装工事は施工実績が豊富で、法律にも詳しい業者に依頼すると、安心して相談ができます。
業者選びの際の参考にしてみてください。
店舗改装・リフォームを依頼する業者の選び方
店舗の改装やリフォームを依頼する業者の選び方について、詳しく解説します。
依頼する業者の種類
店舗の改装やリフォームでは、次のようなさまざまな種類の業者が関わってきます。
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大手の会社に依頼した場合は、それぞれの工事を下請けに依頼することになります。
そのため、中間マージンがかかってしまい、工事費用が高めになるでしょう。
反対に、複数の工事を自社ですべて対応できる業者も多くいます。
費用を少しでも安く抑えたい方は、自社施工を行っている業者へ依頼するのがおすすめです。
依頼する業者の選別法
工事を依頼する業者を選ぶ際は、相見積もりをとることをおすすめします。
相見積もりとは、同じ条件で複数の業者に見積もりを出してもらう方法です。
工事内容や費用を比較できるため、安い業者を見つけやすくなります。
ただし、価格だけで判断すると手抜き工事をされるリスクがあります。
工事後の保証内容や担当者の態度、さらに業者の施工実績なども検討材料にしましょう。
まとめ
店舗のイメージや売上げを大きく左右する改装工事は、時間もコストもかかるからこそ、理想的な形に仕上げたいです。
今後の目標や的確なタイミングを決断して、お客様も従業員も満足できる店舗づくりを目指しましょう。
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【この記事のまとめ&ポイント!】
店舗改装・リフォームの注意点を教えてください。 |
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費用が高額になりやすいことや、ローンが組めない場合がある点などが挙げられます。 詳しくは、店舗改装・リフォームの注意点をご覧ください。 |
店舗改装・リフォームにかかる費用は、いくらでしょうか? |
店舗の改装はお店によって異なるので相場はあまり定まっていません。 飲食店を改装する場合は、1坪あたり30~50万円ほどを目安に考えておきましょう。 詳しくは、店舗の改装・リフォームにかかる費用を参考にしてみてください。 |
店舗の改装・リフォームをした事例を見たいです。 |
美容院や飲食店などの内装をリフォームした施工事例に掲載していますので、ぜひご覧ください。 |
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