一体型トイレはおすすめ?分離型やタンクレスとの違いを徹底比較

更新日:2024年06月18日

一体型トイレはおすすめ?分離型やタンクレスとの違いを徹底比較

「一体型トイレってどんなトイレなんだろう?」と疑問に思う方もいるでしょう。一体型トイレの特徴や他のタイプのトイレと何が違うのか気になりますよね。
そこで本記事では、一体型トイレのメリット・デメリットや他のタイプとの違いを詳しく解説します。トイレリフォームを検討している方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。

一体型トイレとは

一体型トイレはおすすめ?分離型やタンクレスとの違いを徹底比較

一体型トイレとは、タンクや便器、便座、ウォシュレットが一体となって合わさっているトイレのことです。

従来の一般的なトイレはタンク、便器、便座、ウォシュレットの4つのパーツを組み合わせ成り立っていますが、一体型トイレはすべてのパーツが合わさり継ぎ目がないため、全体的に凹凸が少なくすっきりとした印象をしています。

また従来の一般的なトイレよりも高さが低く、全体的にコンパクトなので、スタイリッシュなトイレ空間にぴったりです。

一体型トイレのメリット

一体型トイレはおすすめ?分離型やタンクレスとの違いを徹底比較

一体型トイレの主なメリットは、次の3つです。

  • 掃除がしやすい
  • スタイリッシュな空間が作れる
  • 手洗いの有無が選べる

掃除がしやすい

一体型トイレの最大のメリットは掃除がしやすいことです。

分離型のトイレと比較して各パーツの継ぎ目や凹凸、すき間などが少ないため、掃除がしやすくなっています。

また一体型トイレはふちがない便器が多いので、掃除がしにくい巻き返し部分が汚れにくいという利点もあるので、トイレを選ぶ際、利便性を重視している方にぴったりです。

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スタイリッシュな空間が作れる

一体型トイレは、すべてのパーツが一体となっているため、すっきりとした印象を与えることができます。

また、従来の分離型トイレと比較して、デザインがスタイリッシュさがあったりおしゃれな傾向があります。

パーツ同士の繋ぎ目がなく、視覚的にごちゃごちゃしないため、おしゃれなトイレ空間を作りたい方にぴったりです。

手洗いの有無が選べる

一体型トイレは、手洗いの有無が選べます。

手洗いなしにすればタンクを低くできるため、トイレ空間をより広くすっきり見せられます。

トイレ空間が狭くても手洗いありにすれば、別途手洗い場を設置する必要がありません。

あなたのスタイルにあわせて、手洗いの有無を選択しましょう。

>> トイレの手洗いカウンターは必要?おすすめメーカー品や事例をご紹介

一体型トイレのデメリット

一体型トイレはおすすめ?分離型やタンクレスとの違いを徹底比較

一体型トイレの主なデメリットは次の3つです。

  • パーツのみでの交換ができない
  • 機能を追加できない
  • 連続使用には向いていない

パーツのみでの交換ができない

一体型トイレは、トイレが故障した際に、パーツのみの交換ができないケースがあります。

例えば分離型のトイレで便座が故障したら、便座だけの交換で済む可能性がありますが、一体型トイレはすべてのパーツが一体となっているため、一部分が故障しただけでも全体を取り替えなければならないこともあります。

一般的にトイレを購入すると1〜2年の保証期間が設けられていますが、保証期間以降は修理費用が発生することを覚えておきましょう。

もしもの時のために、保証期間を延ばせる有償保証を利用するのもおすすめです。

機能を追加できない

一体型トイレはメーカーや種類によって機能が決まっており、機能の取捨選択ができません。

例えば「デザインは気に入っているけど、欲しかった機能が付いていない」という可能性もあります。

必要な機能を追加すると、必要のない機能も追加しなければいけなくなるため、その分費用が高くなってしまいます。

機能にこだわりがある方は、よく検討してメーカーやグレードを選択しましょう。

連続使用には向いていない

一体型トイレは、連続使用には向いていません。

一体型トイレはタンクに溜めた水で便器を洗浄するため、連続使用した場合水量が不足して十分に洗浄できない場合があります。

大人数でお住まいの方は、困ることがあるかもしれません。

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一体型・分離型・タンクレスの特徴や費用を比較

一体型トイレはおすすめ?分離型やタンクレスとの違いを徹底比較

一体型トイレは他のタイプとどのように違うのか気になりますよね。

各タイプのメリット・デメリットやおすすめする人を次の表にまとめました。

トイレ選びに迷われている方は、ぜひ参考にしてください。

メリット デメリット おすすめな人
一体型トイレ
交換費用:7〜18万円
● 手洗いの有無を選べる
● まとまりのあるシンプルなデザイン
● タンク式で水圧の低い所でも使える
● 掃除がしやすい
● 連続使用をした場合、水量が足りなくなる場合がある
● 電気代が高くなりやすい
● 機能が他のものより劣る
● 一部のみの交換ができない
● 機能が追加できない
● 掃除のしやすさを重視する方
分離型トイレ
交換費用:4〜7万円
● なじみのあるデザイン
● メンテナンス費用が安い
● 組み合わせを変えられる
● パーツごとの交換が可能
● 低価格
● 水圧の低い所でも使える
● 掃除がしにくい
● 連続使用をした場合、水量が足りなくなる場合がある
● 各パーツにこだわりのある方
● コスパ重視の方
タンクレストイレ
交換費用:12〜35万円
● デザイン性に優れている
● カラーバリエーション豊富
● コンパクト&シンプルな形状
● トイレ空間を広く使える
● 連続使用が可能
● 手洗いは別途必要
● 水圧の条件によっては設置不可能
● メンテナンス費用が高い
● デザインにこだわりを持つ方

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【LIXIL】【TOTO】一体型トイレのおすすめ製品

一体型トイレはおすすめ?分離型やタンクレスとの違いを徹底比較

一体型トイレのおすすめを2つご紹介します。

LIXIL「アメージュ」

リクシルのアメージュは、きれい機能とベーシックな快適機能を搭載したシャワートイレ一体型のスタンダードモデルです。

水アカや汚れを簡単に落とせる衛生陶器で、吐水口と手洗鉢が滑らかにつながったデザインのため、掃除が楽にできます。

また便座が真上にしっかり上がるから、掃除できなかった便器とのすき間汚れが奥まできれいに拭き取れます。

強力な水流が便器鉢内のすみずみまでまわり、少ない水でもしっかり汚れを洗い流せるため、長期的にきれいな状態を保持可能です。

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TOTO「GG-800」

TOTOのGG-800は便器とウォシュレットの段差やすき間が小さく、掃除しやすいデザインで、足元までスリムなフォルムと、広々とした便座も魅力のひとつです。

凹凸が少なく、すっきりしたノズルまわりや手前から奥までフチなし形状のため、掃除が簡単にできます。

また、深く広いボウルで水はねしにくく、大人から子どもまでしっかり手が洗いやすい高さに設計しています。

子どもがいる家庭でも安心してきれいに利用可能です。

>> TOTOトイレのリフォーム価格や事例を一挙公開!
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一体型トイレを採用したトイレリフォームの事例6選

当サービス『リショップナビ』の加盟店が実際に施工した、一体型トイレを採用したトイレリフォームの事例を6つご紹介します。

事例1:一体型ウォシュレット便器に

住宅の種類 一戸建て
築年数 29年
施工日数 1日間
リフォーム費用 11万円

低予算で一体型トイレに取り替えたいとのご希望から、低価格ながらウォシュレット一体型のTOTOのZC1を採用しました。

インテリア性の高いデザインで機能部がすっきり納まっている一体型ウォシュレットトイレのため、空間が広く感じられます。

ノズルまわりもすっきりした形状で、お掃除しやすく施主様にご好評いただいています。

節電・節水で家計も助かるエコ仕様です。

>> この事例の詳細はこちら

事例2:老後を快適に過ごせる自宅にリフォーム

住宅の種類 マンション・アパート
築年数 30年
施工日数 2日間
リフォーム費用 14万円

築30年以上経ち、「水まわりを新しくしたい」とリフォームした事例です。

トイレにはリクシルのアメージュZAを採用し、 白を貴重とした明るく爽やかな空間に。

収納キャビネット・別置き手洗いの取り付けや、壁クロス・床クッションフロアの貼り替えも同時にしました。

>> この事例の詳細はこちら

事例3:シンプルなデザインの一体型シャワートイレ

住宅の種類 一戸建て
築年数 26年
施工日数 3日間
リフォーム費用 17万円

便器の交換と一緒に、床のCFと天井と壁のクロスも交換しました。

飽きがこないシンプルなデザインの一体型シャワートイレは、手洗い器が付いていて清掃がしやすくなっています。

>> この事例の詳細はこちら
>> トイレの壁紙クロスの選び方・おすすめの機能!張り替え費用やおしゃれな事例もご紹介

事例4:手洗い付き便器一体型ウォシュレットに交換

住宅の種類 一戸建て
築年数 28年
施工日数 2日間
リフォーム費用 18万円

古くなったトイレをリフォームした事例です。

床が腐っていたためトイレの取り替えとあわせて、床板の取り換えとクッションフロアの張替えをしました。

トイレは節水型の手洗い付きウォシュレット一体型便器を採用しています。

「白っぽく明るい感じにして欲しい」とのご希望があったため、白っぽい木目調のクッションフロアを採用しました。

>> この事例の詳細はこちら
>> トイレの床材はどれが良い?おすすめの床柄もご紹介!

事例5:お掃除らくらく、節水トイレ

住宅の種類 マンション・アパート
築年数 -
施工日数 -
リフォーム費用 -

「もう少し掃除しやすくしたい」「水を無駄なく賢く節約したい」との施主様のご要望から、リクシルのアメージュZシャワートイレをご提案しました。

アメージュZシャワートイレは、従来品と比べて約69%の節水ができます。

またしっかり上がって拭ける掃除リフトアップ便座のため、今まで掃除できなかったすき間汚れを奥まで楽に拭き取れます。

>> この事例の詳細はこちら

事例6:節水トイレで節約

住宅の種類 その他
築年数 -
施工日数 -
リフォーム費用 -

エコにこだわりのある施主様のご要望から、節水トイレにリフォームしました。

リクシルのアメージュを採用し、4リットル近くの水を節約できました。

>> この事例の詳細はこちら

一体型トイレでスタイリッシュな空間を実現しよう

一体型トイレはおすすめ?分離型やタンクレスとの違いを徹底比較

一体型トイレは「掃除がしやすい」「スタイリッシュな空間が作れる」などのメリットがあります。

反対に一部の交換ができないなどのデメリットもありますので、ご自身の希望に合わせて比較・検討してください。

本記事で紹介したリフォーム事例や費用を参考に、一体型トイレでスタイリッシュな空間にしましょう。

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