風呂の赤カビ(ピンクカビ)が取れない!掃除の仕方や・頑固な汚れの落とし方・対策を解説

更新日:2025年01月28日

風呂の赤カビ(ピンクカビ)が取れない!掃除の仕方や・頑固な汚れの落とし方・対策を解説

浴室の赤カビに悩まされている方も多いのではないでしょうか。放置すると黒カビの温床となり、健康にも影響を及ぼす可能性があります。
軽度なら重曹やセスキ炭酸ソーダ、重度の場合はカビ取り剤を使うのがおすすめです。この記事では、赤カビの特徴から掃除方法、予防策まで、具体的な対処法をご紹介します。

赤カビ(ピンクカビ)は、カビではなくロドトルラ菌

お風呂の壁やタイルについた赤やピンク色の汚れは、一般的に「赤カビ」や「ピンクカビ」と呼ばれています。
しかし実は、これはカビではなく「ロドトルラ菌」という細菌の一種です。

この菌は、湿気の多い浴室環境を好み、石鹸カスや皮脂などの有機物を栄養源として増殖します。

赤カビを放置すると黒カビの原因に……

浴室に発生する赤カビ(ピンクカビ)は放置すると黒カビの温床になります。
黒カビは健康被害を引き起こす可能性があるため、早めの対策が重要です。

定期的な清掃と換気で赤カビの発生を防ぎ、黒カビへの進行を食い止めることができます。
日頃からの予防と適切なケアで、清潔で快適な浴室環境を保ちましょう。

赤カビは酸性のため、アルカリ性で中和する

赤カビは酸性の性質を持つため、アルカリ性の洗剤や重曹、セスキ炭酸ソーダで中和すると効果的に除去できます。
軽度な汚れの場合は重曹やセスキ炭酸ソーダを使用し、頑固な汚れには市販のカビ取り剤が有効です。

軽度な赤カビは重曹やセスキ炭酸ソーダなどで除去

軽度な赤カビ除去には、家庭にある重曹やセスキ炭酸ソーダが効果的です。

種類 使用方法
重曹 掃除箇所を濡らした後、直接ふりかける。
もしくは水で練ってペースト状にし、直接塗布。
その後、スポンジなどで擦り洗いする。
セスキ炭酸ソーダ 水500mlに対し、5gの割合で希釈し、スプレーで吹きかけた後、3分ほど放置。
その後、スポンジなどで擦り洗いする。

どちらの方法でも、掃除後は必ず水で十分にすすぎます。
最後に乾いた布で水気をしっかり拭き取り、赤カビの再発を防ぎましょう。

重度の赤カビはカビ取り剤で除去

重度の赤カビには、市販のカビ取り剤(カビキラーなど)が効果的です。

使用時はゴム手袋・マスク・メガネなどを着用し、換気を十分に行ってください。
なおカビキラーなどの塩素系漂白剤は、浴槽には使わないほうが無難です(浴槽を傷めてしまうため)。
説明書の使用方法を必ず守り、適切に使いましょう。

カビが落ちない場合はクリーニング業者に依頼する

自力での掃除では落ちない頑固なカビ汚れは、専門のクリーニング業者に依頼することをおすすめします。
プロの専門家は適切な薬剤と道具を使用し、安全かつ確実に除去作業を行ってくれるでしょう。

費用は作業範囲や汚れの程度によって異なりますが、衛生面と建材の劣化防止の観点から、早めの対応が賢明な選択となるでしょう。

風呂場の赤カビ専門の
クリーニング業者を探したい!/
無料!
リフォーム会社一括見積もり依頼 ▶

赤カビの予防対策5選

赤カビの予防対策5選としては、1,50度以上のあついお湯をかける 2.水気を拭き取る 3.換気扇を回して湿気を除去 4.こまめな掃除 5.防カビグッズを使用する です。

赤カビの繁殖を防ぐには、日々の予防が大切です。
熱いお湯での殺菌から、水気の拭き取り、換気、定期的な掃除まで、効果的な対策をご紹介します。
防カビグッズも活用して、清潔で快適な浴室環境を保ちましょう。

1. 50度以上の熱いお湯をかける

赤カビの繁殖を抑制する最も効果的な方法の一つが、熱いお湯による殺菌処理です。

50度以上の熱いお湯を浴室全体にかけましょう。
特に赤カビが発生しやすい箇所には、5分以上かけ続けることで殺菌効果を高めることができます。

2. 水気を拭き取る

浴室の水気は赤カビの増殖を促す大きな要因となります。
入浴後や、50度以上のお湯をかけた後は、壁や床、目地の水滴を乾いたタオルで丁寧に拭き取ることが重要です。

3. 換気扇を回して湿気を除去

赤カビの繁殖を防ぐ上で、浴室の湿気対策は非常に重要です。
カビが繁殖しやすい湿度は70%以上とされており、換気扇の活用は湿度管理の基本となります。

浴室を使用した後や、水気を拭き取った後は、浴室乾燥機がある場合は使用することをおすすめします。
乾燥機がない場合は、換気扇を最低30分以上運転させ、湿度を下げましょう。
窓を開けて自然換気するのも効果的です。

夜間や長時間浴室を使用しない時間帯でも、1日1回程度は換気扇を稼働させることをおすすめします。
特に梅雨時期など湿度の高い季節は、定期的な換気で浴室内の湿度管理を心がけましょう。

4. こまめに掃除する

赤カビの予防には、浴室全体を週1回程度、中性洗剤や重曹で掃除することも大切です。

特に目地やコーナーなど、水が溜まりやすい場所は赤カビの温床となりやすいため、重点的に清掃しましょう。
これらの箇所は専用のブラシを使用し、洗剤を浸透させながら丁寧に擦ることをおすすめします。

5. 防カビグッズを活用する

市販の防カビグッズの活用も効果的です。
赤カビ・黒カビの発生を抑制しやすくなり、製品によっては除菌効果も発揮します。

風呂の赤カビはこまめに除去して清潔な浴室を保ちましょう

リラックスしたいバスタイムでも、赤カビが目に留まると気になりますね。

壁や床の隅や、シャンプーボトルの底など水分が残りやすい箇所は特に発生しやすい箇所です。
簡単に掃除して除去ができ、予防対策も手軽に行えるので日々の習慣として取り入れられるとよいでしょう。

赤カビが取れると、清潔な浴室でのバスタイムを心から楽しめますね。

赤カビを除去して
リフォーム会社に相談したい!/
無料!
リフォーム会社一括見積もり依頼 ▶
リフォーム費用は比較で安くなる! 最大50%DOWN 簡単30秒 見積もり件数No.1 無料リフォーム会社一括見積もり依頼 カスタマーサポートがびったりの会社をご紹介
このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもお役立ち情報をお届け中!

公式LINEアカウントはこちらあ
公式Instagramアカウントはこちら

風呂・浴室のおすすめ記事

  • カビの生えにくい・掃除しやすいお風呂メーカー7選|施工事例もご紹介

    いつもキレイな状態を維持したいお風呂ですが、カビや汚れの掃除は手間がかかります。 メンテナンスの手間を削減するためにもカビの生えにくい・掃除がしやすいお風呂メーカーを探している方が多いのではないでしょうか。 本記事では、カビの生えにくい素材や掃除がしやすい機能を採用したお風呂メーカーをご紹介します。 お風呂のリフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

  • カビが発生した壁紙を張り替える費用の相場は?カビの原因・予防対策と、おすすめのリフォームをご紹介

    壁紙のカビに困っていませんか?この記事では、壁紙張り替えの費用相場、カビが発生する原因から予防対策、カビ予防でおすすめのリフォーム方法を詳しくご紹介します。

  • 風呂場の天井のカビ掃除!注意点・掃除方法・予防策を解説

    お風呂場の天井のカビに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。放置すると家族の健康に影響を及ぼす可能性があるため、早めの対処が大切です。本記事では、掃除方法や予防策をわかりやすく解説します。

  • 【保存版】湿気対策を徹底解説!カビの原因や予防方法も紹介

    窓付近や水回り、ベッドや布団、押入れやクローゼットなど、部屋の中でカビが発生しやすい場所は多いもの。健やかで快適な暮らしのためにも、カビが発生する原因を理解し、きちんと湿気対策することが肝心です。湿気・カビが生じやすい場所の具体的な対策の仕方や、根本的に解決するためのリフォーム方法・費用相場まで、わかりやすく解説します。

  • 壁のカビ除去方法は?リフォームによる対策もご紹介!

    壁のカビに悩まされている方は多いはずです。放置すると健康被害や建物の劣化を引き起こす場合があるため、早めの対策が欠かせません。 適切な対策にはカビの発生原因の理解と正しい除去方法の知識が不可欠です。本記事では、壁のカビ対策の失敗例や予防法をわかりやすく解説します。 これらの情報を参考に、ご自身の状況に合った効果的なカビ対策を見つけていただけるはずです。

リショップナビは3つの安心を提供しています!

  • ご希望にあった会社をご紹介!

    お住まいの地域に近く・ご希望のリフォーム箇所に対応が可能という基準を元に、厳選した会社をご紹介。可能な限り、ご要望にお応えできるように対応致します。

  • しつこい営業電話はありません!

    紹介する会社は、最大で5社まで。また、連絡を希望する時間帯をお伝え頂ければ、しつこい営業電話をすることはありません。

  • 見積もり後のフォローも致します

    ご紹介後にご不明点や依頼を断りたい会社がある場合も、お気軽にご連絡ください。弊社から各会社へのご連絡も可能となっております。

© ZIGExN Co., Ltd. All Rights Reserved.