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※2021年2月リフォーム産業新聞より

サムネイル:屋根裏リフォームの費用相場とは?メリット・デメリットや工期など徹底解説

屋根裏リフォームの費用相場とは?メリット・デメリットや工期など徹底解説

更新日:

収納スペースや趣味のための部屋など、もう少しスペースを有効活用できたらなと思うことはありませんか?そんな時におすすめなのが、屋根裏のリフォームです。 屋根裏は本来暮らすためのスペースではないため、活用する際は階段やはしごの設置などが必要になります。本記事では、屋根裏リフォームのメリット・デメリットや必要な工事、費用などを詳しく解説します。 事例もご紹介するため、あわせてご覧ください。

目次

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屋根裏リフォームで期待できる2つのメリット

屋根裏リフォームで期待できる2つのメリット

屋根裏リフォームによって期待できるメリットは、次の2つです。

● 子ども部屋や趣味の部屋を新しくつくれる
● 屋根裏収納を確保できる

子ども部屋や趣味の部屋を新しくつくれる

屋根裏のようなほどよく狭い空間は、お子さんにとってワクワクする場所であり、子ども部屋や遊び場・秘密基地として活用できるでしょう。

屋根裏なら散らかっていても外からわかりにくいため、急な来客があっても安心です。

大人が屋根裏を活用するなら、趣味部屋をつくるのがおすすめです。

誰にも邪魔されない空間で読書をしたり、コレクションを飾ったりするなど、思い思いの過ごし方ができます。

>> 子ども部屋の必要性と作る際の注意点

屋根裏収納を確保できる

部屋として活用する予定がなければ、収納スペースとして使うのがおすすめです。

屋根裏スペースは広いことも多く、物置として有効活用できます。

ものの出し入れは階段やはしごで行うため、少々手間がかかりますが、季節によって使わないものを長期保管するときに便利です。

シーズンオフの衣類や家電などを収納するスペースとして活用してみましょう。

>> 屋根裏部屋の活用方法
>> ロフトの活用方法

屋根裏リフォームで気をつけたい2つのデメリット

屋根裏リフォームで気をつけたい2つのデメリット

屋根裏を部屋や収納として使う場合の主なデメリットは次の2つです。

● 高温多湿になりやすい
● 荷物の出し入れに手間がかかる

高温多湿になりやすい

屋根裏は、屋根に当たる太陽の熱がダイレクトに伝わります。

室内への熱を遮断する役割もあり、サウナに近い状態になっています。

また、密閉性が高く湿気がこもりやすいため、カビが発生する場合もあるでしょう。

居住や収納に適した環境ではないため、リフォームでは高温多湿対策が欠かせません。

>> 断熱性がアップする!屋根のカバー工法(重ね葺き)とは?
>> 屋根の遮熱対策リフォーム費用や事例を公開!
>> 屋根の断熱材の基本情報をわかりやすく解説!

荷物の出し入れに手間がかかる

屋根裏は住宅の中でももっとも高い場所にあるため、重いものを持ち上げたり、はしごや階段を昇り降りしたりするなど手間がかかります。

また、ものを持ちながら昇降すると足元が見えにくく、運搬中に落下する危険もあります。

収納スペースとして屋根裏を活用する場合は、手間や安全性に配慮したリフォームが必要です。

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屋根裏をリフォームする際の注意点

屋根裏をリフォームする際の注意点

屋根裏リフォームを成功させるための主なポイントは、次の3点です。

● リフォームにはある程度の空間が必要になる
● DIYでリフォームするのは難しい
● 基準を上回ると固定資産税が発生する

リフォームにはある程度の空間が必要になる

屋根裏は天井板と屋根の間のスペースであり、住宅によって差はありますが、基本的に狭いスペースです。

部屋や収納として使うための十分なスペースがなければ、リフォーム自体ができないケースがあります。

業者による現地調査が必要になるため、計画を立てる前にリフォーム可能かをチェックしましょう。

DIYでリフォームするのは難しい

DIYで理想の住宅を実現している方も多くいますが、屋根裏リフォームをDIYでするのは現実的ではありません。

屋根裏を部屋や収納として使うためには、高温多湿対策や落下防止など専門的な工事が必要になります。

人やものの重みに耐える補強も必要で、不十分だとケガや住宅の破損につながるでしょう。

また、リフォームの過程で屋根に傷がつくと、雨漏りが起きたり、屋根から住宅が傷んだりするなど、住まいに深刻なダメージが加わることもあります。

屋根裏を完璧にDIYするのは難しいため、プロに依頼しましょう。

基準を上回ると固定資産税が発生する

土地や家屋に課せられる税金である固定資産税は、住宅における税額を計算する際に床面積を基準にしています。

屋根裏は法律的には「小屋裏」と呼ばれ、次の条件を満たしていれば、床面積には含まれず、固定資産税への影響はありません。

固定資産税への影響がでない条件

  • 最大天井高が1.4m以下
  • 床面積が直下の階の1/2未満

天井が1.4mより高い場合や直下の階よりも広い場合は床面積に含まれるため、屋根裏の広さによっては固定資産税が上がります。

固定資産税は地方税であり、各自治体でルールが異なる場合があるため、お住まいの自治体での固定資産税の基準を必ず確認しましょう。

>> リノベーションが固定資産税に影響するケース

屋根裏リフォームで実施することが多い工事

屋根裏リフォームで実施することが多い工事

屋根裏リフォームで実施する主な工事は、次の4つです。

● 断熱工事
● 換気扇や窓の設置
● 階段・はしごの設置
● 手すりの設置

断熱工事

子ども部屋や趣味部屋として人が過ごす空間をつくるなら、断熱工事は必須です。

屋根裏を適温で維持するために、天井や壁などに断熱材を施工したり、外壁や屋根に断熱塗装をしたりします。

断熱材の施工は、夏場の熱さや冬場の寒さを遮断する効果も期待できます。

天井裏や壁裏、床下などに断熱材を入れるだけと工事自体はシンプルなため、数日間で完了する場合も多いでしょう。

>> 断熱リフォームの種類・費用・工期の目安

換気扇や窓の設置

屋根裏の湿気対策を行うために、換気扇や窓を設置する場合が多いでしょう。

換気扇によって空気が循環されるため、湿気が高くて過ごしにくかったり、カビが発生したりする心配が少なくなります。

窓を設置すれば、暑さや湿気を感じたときに手動で換気が可能です。

換気扇よりも安価なうえ、窓によって外が見えるようになり、閉塞的になりがちな屋根裏に開放感をプラスできます。

>> カビを防ぐ湿気対策の基本・リフォーム
>> 知らないのは怖い!カビが人体に与える影響
>> 軒天の役割とは?屋根裏の換気にも効果あり!

階段・はしごの設置

通常の住宅では気軽に屋根裏にアクセスする設備がないため、階段やはしごを新たに設置する必要があります。

より安全性を高めるなら、階段を設置するのがおすすめです。

階段ははしごよりも安定感があり、昇り降りを快適にできますが、設置スペースを広く取る必要があります。

はしごは階段より安定感に欠けるものの少ないスペースで設置可能です。

なお、固定階段は自治体によっては認められていない場合があるため、折りたたんで収納できる階段を設置するなどあらかじめルールを確認しましょう。

手すりの設置

安全性を考慮し、開口部に手すりを設置する場合があります。

特に子ども部屋や遊び場として使う場合は、落下を防ぐために手すりは欠かせません。

収納として利用する場合も、手すりがあると便利です。

運搬時に体を支えたり、ものの落下を防いだりでき、ご本人や下にいる方の安全を確保しやすくなります

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屋根裏リフォームの費用相場

屋根裏リフォームの費用相場

屋根裏リフォームの費用は、必要な工事によって異なります。

例えば、部屋として屋根裏を活用するなら、断熱工事や換気扇の設置などが必要になるため、費用は比較的高くなるでしょう。

屋根裏リフォームの費用相場を工事・箇所別にまとめたので、ぜひリフォームの計画に役立ててください。

工事・施工箇所

費用相場

断熱工事

15万円~

換気扇の設置

3万円~

窓の設置

4万円~

階段の設置

10万円~

はしごの設置

7万円~

手すりの設置

3万円~

>> 室内階段のリフォーム費用相場!
>> 階段に手すりを取り付ける費用相場!
>> 窓・サッシリフォームの費用相場!

屋根裏リフォームで完了するまでの期間・工期

屋根裏リフォームで完了するまでの期間・工期

屋根裏リフォームの期間・工期は、リフォームの内容によって異なります。

屋根裏収納をつくる場合は、開口部や階段などの取りつけが中心になるため、1~2日程度で完了することが多いです。

換気扇や電気などをオプションでつけたいときは、数日間プラスして予定を立てましょう。

屋根裏部屋をつくる際は、基本工事に加えて快適に過ごすための断熱工事や換気扇設置などが必要になるため、3日から1週間の工期が必要です。

既存の屋根裏を広げてからリフォームする場合は、一度解体する必要があるため、さらに解体や撤去の時間がかかります。

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屋根裏のリフォーム事例4選

最後に、当サービス『リショップナビ』の加盟業者が実際に屋根裏をリフォームした事例を4つご紹介します。

屋根裏をどのようにリフォームしたのかをチェックし、自宅のリフォームに役立ててください。

子どものプライベートスペースを新設

子どものプライベートスペースを新設
リフォーム費用150万円
施工日数60日間
住宅の種類一戸建て
築年数16年

子ども部屋が2人で1つだったため、一人ひとりのプライベートスペースを確保するために屋根裏を活用した事例です。

2階の和室から屋根裏に登れるハシゴを設置し、廊下にも階段を設置することでアクセスの利便性を高めています。

断熱材も新しくしているため、断熱性アップで過ごしやすさも抜群です。

>> この事例の詳細を見る

収納スペース兼秘密基地を新設

収納スペース兼秘密基地を新設
リフォーム費用80万円
施工日数10日間
住宅の種類一戸建て
築年数15年

収納場所を増やすリフォームを検討する中で、屋根裏のスペースに注目した事例です。

木の温かみを感じられる素材を生かし、ナチュラルテイストな屋根裏スペースに仕上げています。

収納スペースとしてはもちろん、秘密基地のような使い方もでき、ニーズに合わせて使い分けられるように仕上げているのが特徴です。

>> この事例の詳細を見る

屋根裏を寝室や収納に使えるようにリフォーム

屋根裏を寝室や収納に使えるようにリフォーム
リフォーム費用-
施工日数90日間
住宅の種類一戸建て
築年数24年

二世帯住宅への改築にともなって、収納や部屋を増やすために屋根裏を活用したリフォーム事例です。

デッドスペースになりがちな屋根裏を収納や寝室として使えるようにし、屋根裏から床下まで無駄のないリフォームを実現しています。

>> この事例の詳細を見る

収納スペースを大きく確保した屋根裏リフォーム

収納スペースを大きく確保した屋根裏リフォーム
リフォーム費用70万円
施工日数14日間
住宅の種類一戸建て
築年数11年

不足していた収納スペースを新設するために、屋根裏を有効に活用した事例です。

屋根裏に広いスペースを確保でき、あまり使用しないものを収納しておくスペースとして活用できるようになりました。

>> この事例の詳細を見る

屋根裏を部屋や収納にリフォームしよう

屋根裏を部屋や収納にリフォームしよう

屋根裏はデッドスペースになりがちな空間ですが、リフォームによって多彩な使い方ができるのが魅力です。

デメリットをリフォームでカバーすれば、家族の楽しみが増える素敵な空間へと生まれ変わります。

屋根裏リフォームの際は、必要な工事を踏まえたうえで予算設定やリフォーム計画を立てることが重要です。

上手に活用できていない屋根裏スペースがある方は、ぜひ屋根裏リフォームを実施してみましょう。

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