外壁塗装のお金がないときの5つの対処法!やりがちなNG節約法と併せてご紹介

更新日:2024年08月27日

外壁塗装のお金がないときの5つの対処法!やりがちなNG節約法と併せてご紹介

定期的なメンテナンスが必要な外壁は塗装をするとなると高額になりがちです。「今は手持ちのお金がなくて、外壁塗装ができない……」と悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、手持ちのお金がなくても外壁塗装はできます。本記事では「お金がないときに外壁塗装をする方法」や「NGな節約方法」「お金を無駄にしないための信頼できる施工業者の選び方」についてご紹介します。

外壁塗装にかかる費用相場はどれくらい?

刷毛で外壁塗装する業者

一般的な戸建て住宅の外壁塗装にかかる費用について、坪単価ごとの相場を解説します。

住宅の坪単価による外壁塗装の費用相場

外壁塗装の費用は、外壁の面積から算出され、その面積は住宅の延べ床面積(㎡)の約1.1~1.4倍とされています。

次の表は、外壁の面積が延べ床面積の「1.2倍」を想定したときの費用相場をまとめたものです。

坪数(延べ床面積) 外壁の塗装面積 費用相場
20坪 約79㎡ 約40~90万円
30坪 約119㎡ 約60~100万円
40坪 約158㎡ 約80~130万円
50坪 約198㎡ 約100~160万円

上記の金額はあくまで目安です。
昨今の物価の高騰によって目安金額よりも高くなる可能性もあるため、見積もりを取って確認しましょう。

大手ハウスメーカーの場合、高品質なオリジナル塗料の使用などの理由で割高になる傾向があります。

外壁塗装の費用相場には幅がある

外壁塗装の費用は、下記の要件によって変動します。

● 建物の大きさ
● 外壁の劣化状況
● 塗料の種類
● 塗り方などの施工方法
● 足場の種類や足場を建てる環境

施工業者によって施工単価にも違いがあるため、複数社から見積もりを取って比較・検討することが大切です。

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お金がないときに使える!外壁塗装をする5つの方法

手持ちのお金がないときでも、次の5つの方法であれば外壁塗装ができます。

  • 火災保険の対象か確認する
  • リフォームローンを活用する
  • 助成金や補助金を申請する
  • 地元の塗装業者に依頼する
  • 相見積もりを取って安い業者を探す

それぞれ解説します。

方法①:火災保険の対象か確認する

外壁塗装は、ある条件を満たせば「火災保険」が適用される可能性があります。

ある条件とは主に、自然災害によって外壁や屋根が損傷した場合のことです。

火災保険が適用される具体例は次の通りです。

火災保険が適用される具体例

1. 台風、突風、竜巻による外壁の破損
2. 地盤面45cmを超える浸水による外壁の劣化
3. 豪雪、積雪による屋根材の損傷

火災保険の申請は「被災から3年以内に申請を行う」「損害の補償にかかる費用が、火災保険の免責金額を超えること」などが条件となります。

火災保険のプランによっても適用条件は異なるため、加入している火災保険の内容を確認してみましょう。

>> 火災保険は地震の場合どうなる?リフォームは?修理の対象や注意点など徹底解説

方法②:リフォームローンを活用する

「リフォームローン」を活用すると、外壁塗装にかかる費用をまかなえます。

リフォームローンとは、住まいの増改築や修繕に利用できるローンのことで、金利2~5%で上限1,000万円までの借り入れが可能です。

リフォームローンを組むメリットとデメリットを次の表にまとめました。

リフォームローンのメリット リフォームローンのデメリット
● 数日~1週間ほどで審査が下りる
(住宅ローンに比べて審査がゆるい傾向)
● まとまったお金がないときでも、リフォームローンを利用すれば外壁塗装ができる
● 住宅ローンに比べて借入期間が短い
(最長10~15年ほど)
● 金利が発生するため、現金払いよりも総支払金額が高くなってしまう

>> リフォームローンの選び方!担保の有無・金利相場・おすすめローン比較
>> 外壁塗装でのローン利用はむしろ得?メリット・デメリットを解説

方法③:助成金や補助金を申請する

自治体によっては、外壁塗装に助成金や補助金を出しているところがあります。

たとえば「省エネのための住宅改修保証」や「一般的な住宅リフォーム資金助成」といった制度です。
金額は自治体により異なりますが、約5~50万円程度が一般的です。

外壁塗装で申請できる助成金や補助金の例を表にまとめました。

自治体 助成金・補助金の内容
千葉県我孫子市 我孫子市住宅リフォーム補助金制度
● 世帯変更がない場合の補助額は、補助対象経費の5~20%(上限10~40万円)
● 新たに多世帯住宅となる場合の補助額は、補助対象経費の10~20%(上限20~40万円)
● 子育て世帯と単身者は上限に10万円加算される優遇措置がある
申請期間:2024(令和6)年4月1日(月)~2025(令和7)年2月10日(月)まで
東京都目黒区 令和6年度目黒区住宅リフォーム資金助成
● 外壁塗装については「一般リフォーム工事」に該当
● 工事費用全体の10%(上限10万円)
申請期間:2024(令和6)年4月~2025(令和7)年3月末(工事完了)まで
東京都八王子市 令和6年度(2024年度)八王子市居住環境整備補助金
● 外壁塗装は「長寿命化改修工事」に該当
● 補助率は対象工事費の20%以内、上限5万円まで
申請期間:2024(令和6)年4月15日(月)~2025(令和7)年1月末まで

自治体 助成金・補助金の内容
千葉県我孫子市 我孫子市住宅リフォーム補助金制度
● 世帯変更がない場合の補助額は、補助対象経費の5~20%(上限10~40万円)
● 新たに多世帯住宅となる場合の補助額は、補助対象経費の10~20%(上限20~40万円)
● 子育て世帯と単身者は上限に10万円加算される優遇措置がある
申請期間:2024(令和6)年4月1日(月)~2025(令和7)年2月10日(月)まで
東京都目黒区 令和6年度目黒区住宅リフォーム資金助成
● 外壁塗装については「一般リフォーム工事」に該当
● 工事費用全体の10%(上限10万円)
申請期間:2024(令和6)年4月~2025(令和7)年3月末(工事完了)まで
東京都八王子市 令和6年度(2024年度)八王子市居住環境整備補助金
● 外壁塗装は「長寿命化改修工事」に該当
● 補助率は対象工事費の20%以内、上限5万円まで
申請期間:2024(令和6)年4月15日(月)~2025(令和7)年1月末まで

お住まいの地域で助成金や補助金制度がないか、自治体に問い合わせて調べてみましょう。

>> 外壁塗装の助成金・補助金を徹底解説!条件・申請方法や注意点も

方法④:地元の塗装業者に依頼する

外壁塗装工事は、新築を建てたハウスメーカーに依頼するケースも多いですが、地元の塗装業者で行えば費用を削減できる可能性があります。

大手ハウスメーカーやリフォーム会社は、下請けや孫請けの事業者に塗装工事を発注するケースが多いため、中間マージン(仲介手数料)が上乗せされます。
しかし、工事品質が安定していたり、保証制度が充実していたりする会社が多いため、何を重視するかによって依頼先を検討する必要があります。

地元の地域密着型の業者に依頼すれば仲介料をカットでき、費用削減につながるのです。

方法⑤:相見積もりを取って安い業者を探す

「相見積もり」とは、複数の施工会社から見積もりを取って比較・検討することです。

1社のみの見積もりだと費用相場が分かりづらく、不当な金額を請求されてしまうおそれがあるため、必ず複数社に見積もりを出してもらい確認してください。

相見積もりを取る際は同一条件で比較できるよう、塗料や工事内容を揃えるとよいでしょう。

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お金がなくてもこれはNG!ついやりがちな誤った節約方法5つ

制止する人

手元にお金がないときに、つい「ほかの方法で何とかしよう」と誤ったやり方を行ってしまい、後悔するパターンは少なくありません。

やらない方がよいNG行為について解説します。

NG行為①:外壁塗装を先延ばしにする

もっともやりがちなNG行為は、外壁塗装を先延ばしにすることです。

外壁塗装を先延ばしにすると、塗装がさらに剥がれ、外壁のひび割れやカビの発生につながります。

放置した外壁の亀裂から雨漏りしたり、劣化した箇所からシロアリなどの害虫が侵入したりするおそれもあります。

外壁の劣化の放置によって、塗装以上に大規模な修繕が必要になり、結果的に余計なお金がかかってしまうことになりかねません。

NG行為②:DIYで外壁塗装をする

業者に依頼するコストを抑えるために、自分で外壁塗装に挑戦しようとする方もいます。

DIYでの外壁塗装は、次の理由でおすすめしません。

● 作業に使う道具や塗料の購入が必要
● 高所の作業は落下の危険が伴う
● 外壁の塗装には専門的な知識や技術を要する
● 仕上がりに時間がかかる

外壁塗装をキレイに仕上げるためには、高圧洗浄や目地の交換などの下準備や、塗料の下塗り・中塗り・上塗りといった重ね塗りが必要です。

知識や技術がないまま行ってしまうと、仕上がりのクオリティが低下してしまい、最終的に専門業者に頼らざるを得なくなることになります。

また、高所作業は大きな危険を伴います
足場がしっかりしていない状況での塗装作業は落下のおそれがあり、最悪の場合は命にも関わるため、おすすめできません。

NG行為③:グレードの低い安い塗料を使用する

安いからといって、グレードの低い塗料を使うのもNGです。

外壁塗装で使用される塗料にはさまざまな種類があり、安い塗料ほど耐用年数が短く、頻繁に塗り直す必要があります

長期的にみた場合、安い塗料の方が工事回数が増えて、総額のリフォーム費用が高くなってしまうおそれがあるため注意しましょう。

>>【徹底比較】外壁塗装の塗料を比較!費用相場や特徴もご紹介

NG行為④:相場よりも安すぎる業者に依頼する

相場よりも安すぎる塗装業者は、塗料を不当に薄めて使ったり、工程の一部を省いたりと手抜き工事をしている場合があります。

特に訪問販売によるリフォーム工事には注意が必要です。
訪問販売によるリフォーム工事のトラブルは年々増加傾向にあります。

最初は格安の金額で提示していたのに、工事完了後に、最初の見積もり金額からかけ離れた費用を追加請求してくるような悪徳業者も存在します。

せっかくお金を出して工事をしても、トラブルになっては意味がありません。

外壁塗装の施工会社を選ぶ際は、本当に信頼できるかどうかを見極めることが重要です。

外壁塗装の費用相場については、こちらの記事も参考にしてみてください。

>>【完全版】外壁塗装|費用相場・補助金情報・事例

NG行為⑤:部分補修で費用を抑える

工事を最小限に抑えてコストダウンしようとお考えの方もいらっしゃるかと思いますが、部分補修だけで済ませるやり方はおすすめできません。

一目では劣化と分からない箇所でも、実際は劣化寸前という状態であるケースは多く見受けられます。

最初に部分補修で済ませても、また数ヶ月後に別の場所の補修が必要になり、結果的に何度も補修工事を繰り返すことになります

工事の度に人件費がかかってしまうため、一度で全体を工事するよりも余計にコストがかかってしまうことになりかねません。

>> 外壁塗装の失敗例は?事前に対策できることを解説

信頼できる塗装業者を選ぶ6つのポイント

住宅の点検を行う業者

「安物買いの銭失い」にならないためにも、塗装業者の選び方はとても重要です。

本章では塗装業者選びのポイントを6つ簡潔にご紹介します。

また、こちらではさらに詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

①:有資格者が在籍している

施工会社を選ぶ際は、会社自体が「塗装工事業許可」を取得しているかを確認しましょう。

「塗装技能士」や「外装劣化診断士」「建築士」などの有資格者が在籍しているかどうかも、会社を選ぶ判断基準になります。

外壁塗装は資格がなくても施工できますが、上記の資格があることで信頼度がアップします

②:施工実績があり、各工程の写真が掲載されている

「施工事例」が多い会社ほど依頼が多数あり、信頼されている証といえます。

「お客様の声」も判断材料のひとつではありますが、ねつ造されているおそれもあります。

ビフォーアフターの写真だけではなく、塗装の各工程(足場工事、高圧洗浄、コーキング工事、養生、下塗り・中塗り・上塗りなど)が掲載されているとより良いでしょう。

③:建物をしっかりチェックして劣化診断をしてくれる

建物の劣化状況を隅々まで確認し、見落とさない業者を選ぶことが大切です。

信頼できる塗装業者は、丁寧に現地調査を行い、正確な測量によって施工面積を算出してくれます。

「多雪」や「湿気が多い」など、地域の特性を熟知したうえで必要な工事内容や使用する材料を提案してくれる業者であれば、安心して任せられるでしょう。

④:詳細な見積もりを作成してくれる

見積もりの内容が正確な業者を選びましょう。

「外壁塗装工事一式」「その他」など工事内容が曖昧だと、材料費や施工にそれぞれいくらかかるのか伝わらず、比較や判断がしにくいです。

詳細な見積もりでは、使用する塗料の「名前」「メーカー名」はもちろん、「塗装面積(㎡)」と使用する塗料の「缶数」、「材料費(塗料費用)」と「施工費(工事費用)」が別項目で記載されています。

⑤:分かりやすく丁寧に説明してくれる

専門用語をできるだけ使わず、素人にも分かりやすく説明してくれる業者は信頼できるでしょう。

「破風」や「鼻隠し」「水切り」など、外壁塗装に関わる住宅の部位には専門用語が多く出てきます。

言葉だけでなく、写真やイラストを見せながら解説してくれる業者は、お客様に寄り添っており、信頼度が高いといえます。

⑥:保証やアフターフォロー体制が万全である

外壁塗装は、施工不良とは関係なく、塗装してから数年経って不具合が出てくることがあります。

信頼できる施工会社では、工事保証や定期点検などのアフターフォローの体制が整っています。
契約前にしっかり確認しておきましょう。

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まとめ:お金がなくても大丈夫!信頼できる業者に依頼して外壁をキレイにしよう

刷毛やバケツなど塗装道具

お金がないときでもできる外壁塗装を行う方法についてご紹介しました。

火災保険やリフォームローンなどを活用すれば、手元にまとまったお金がなくても、塗装工事ができます。
しかし、節約方法や業者選びを間違えると、コストを抑えるどころか、結果的に多くのお金を失いかねません。

外壁塗装を検討する際は、適切なアドバイスをくれる実績豊富なプロに相談しましょう。
お金がないときだからこそ、信頼できる施工業者選びが大切です。

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