外壁塗装で「アクリル塗料」が使われにくい理由とは?【費用・メリット・デメリット】

アクリル塗料はDIYに使用されることも多い、大変扱いやすい塗料です。安価であることが大きな魅力とされていますが、外壁に使用する場合はどのような点に注意が必要なのでしょうか?アクリル塗料の特徴や、メリット・デメリットについてチェックしていきましょう。

アクリル塗料(塗装)の外壁の特徴

アクリル塗料とは、アクリル系合成樹脂成分を主成分とする塗料のことを言います。
アクリル塗料の最大の魅力は、何と言っても価格の安さです。

ただ、現在は内壁の塗装に使用されることが多く、外壁塗料としては主流ではありません。
なお、最近では「アクリルシリコン塗料」と呼ばれる物もありますが、これはシリコン塗料の一種なので、混同しないように注意してくださいね。

アクリル塗料の耐用年数

アクリル塗料は安価である反面、耐久年数は3~8年と短いため、他の塗料と比べると頻繁に塗り替える必要があります。
数年しか持たないという点を理解した上であれば、リフォーム費用が安く済む塗料としては最適な物だと言えるでしょう。

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アクリル塗料(塗装)のメリット

アクリル塗料(塗装)のメリットを活かせば、用途や目的に見合った賢い使い方が出来ます。

低価格で施工できる

ウレタン塗料やシリコン塗料と比べるとかなり低価格であるため、施工費用を抑えたい方に最適です。

ツヤと発色の良さがある

ツヤがあり、発色が良いという特徴があります。
また、カラーバリエーションも豊富なため、好みの色が見つかりやすいと言えます。

透湿性があり、塗り替えに向く

塗膜に透湿性があるため、軒天井など湿気がこもりやすい場所への塗装によく使用されています。
耐久性が低いという特性を考慮し、頻繁に塗り替えたい場所に使用するという方法もおすすめです。

施工が簡単なので失敗が少ない

DIYに適しているほど扱いやすい塗料なので、施工に手間がかからず、失敗する心配がほとんどありません。

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アクリル塗料(塗装)のデメリット

アクリル塗料(塗装)は、長持ちしないことがデメリットに挙げられます。
ただし、その特性をよく理解していれば、適した用途に用いることも出来ます。

耐久性が低い

アクリル塗料の耐久年数は3~8年ほどで、5~10年のウレタン塗料、7~15年のシリコン塗料と比べると、最も短いことがデメリットとされます。

また、外壁や屋根の塗り替え工事では足場代が15~20万円程度かかるため、アクリル塗料そのものが低価格であっても、頻繁に塗り替えるとかえって費用がかさんでしまいます。
汚れがつきやすいという難点もありますので、長く暮らすつもりの家には使用しない方が無難です。

倉庫や小屋には適していると言えますが、耐用性を求められる屋根の塗装などには向きません。
ただし、樹脂の劣化を防ぐ新技術が施された「ラジカル制御型」のアクリル樹脂塗料は、高性能で塗膜の品質が長持ちします。

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ひび割れ(クラック)が生じやすい

アクリル塗料の塗膜は、ひび割れ(クラック)ができやすいという難点があります。
ただし、「弾性アクリル塗料」は伸びが良いため、ひび割れ(クラック)の発生をある程度防ぐことが可能です。

また、モルタル壁は建設してからしばらくの間は伸縮するため、外壁がひび割れすることを見越して、新築時にあえてアクリル塗料を施し、後から上塗りしやすいように工夫する業者もいます。
このように、用途に合わせた塗料を選んで施工できる業者に出会えると、一番安心です。

アクリル塗料(塗装)の費用相場

アクリル塗装にかかる費用の相場は、1㎡あたり1,000~1,800円程度です。
これを一般的な30坪の戸建てに換算すると、60万円前後の金額となります。

代表的なアクリル塗料

外壁塗装によく使われていたアクリル塗料は、以下のメーカー製品が有名です。
アクリル塗装を検討する際に、参考にしてみてください。

メーカー 製品名
日本ペイント オーデグロス
関西ペイント アレスアクアグロス
エスケー化研 プリーズコート 、水性コンポアクリル
大日本塗料 DNTビューアクリル
キクスイ ビュートップアクリル
ロックペイント ユニロックハイグロス
スズカファイン ラフトンEMエナメル

ウレタン塗料やシリコン塗料と比較すると、耐久性の低さが目に付いてしまうアクリル塗料ですが、その特性を利用して適した場所に塗装するという賢い使い方も出来ます。
いろいろな塗装方法の一つとして、選択肢の中に入れてみると良いでしょう。

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更新日:2017年12月1日
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