狭い浴室・お風呂を広くするリフォーム方法や費用相場を施工事例付きでご紹介

(※記事内情報引用元：TOTO、LIXIL、タカラスタンダード各ホームページより)

ユニットバスや在来工法の浴室を広くするリフォームの費用相場や工期の目安を、次の表にまとめました。

>> お風呂全体のリフォーム費用相場について詳しく知りたい！
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在来工法の浴室をユニットバスへ変更したい場合には、間取りもあわせて工夫しないと、構造上かえって狭くなってしまうおそれがあります。

リフォーム会社に見積もりを依頼する際には「浴室や浴槽を広くしたい」と、必ず伝えておきましょう。

当サービス『リショップナビ』の加盟店が実際に施工した、浴室を広くした事例を6つご紹介します。

費用面など不安な点がある場合には、遠慮せずリフォーム会社に相談してみましょう。

そもそも施工可能かどうか、ご希望の予算内で工事できるかなど、アドバイスしてくれるはずですよ。

本章では、浴室を広くするための主なリフォーム方法をご紹介します。

隣接する洗面所などのスペースに余裕がある場合は、洗面所を狭くするぶん浴室を広げられるケースがあります。

また、間仕切り壁を移動させたり、薄くしたりといった工事でも、浴室はある程度広くなるでしょう。

現在の浴室がユニットバスである場合には、新しいユニットバスに交換することで広くできるケースもあります。

一昔前のユニットバスはバリエーションが少なかったため、実際の浴室よりも小さいサイズのものが設置されているかもしれません。

一方、最新型のユニットバスには最大限の広さに設計されている製品も多いです。

ユニットバスを交換することによってお風呂全体が広がる可能性があるでしょう。

TOTO・リクシル・タカラスタンダードなどのメーカーには、浴室の拡張リフォームに合うように設計されたユニットバスがそろっています。

(詳しくはこちら)

浴槽や洗い場を広げたい時にはもちろん「梁や柱などの出っ張りがあるから、規格サイズのユニットバスが入らない」といった場合のリフォームにも柔軟に対応できるので、おすすめです。

マンションや築年数の古い戸建ての浴室では、壁裏の配管スペースが幅を取っていることが多いです。

そのため、配管スペースを最小限に抑えることで、広々としたお風呂にできる可能性があります。

例えば、リクシル社のユニットバス『リノビオV』などでは、薄型の壁裏配管を設計・採用しています。

従来よりも配管に必要なスペースを減らすことで、浴室に広がりが生まれます。

敷地に余裕があるなら、浴室を増築することも有効的です。

通常のユニットバス交換よりも大幅に費用はかかりやすいですが、広さが格段に変わります。

ただし、外壁や基礎などの作り直しが必要なため、構造部分までしっかり施工できる業者に依頼することが肝心です。

ここでは、ご自宅に合った浴槽や浴室のサイズを決める際のポイントや注意点について、解説していきます。

浴槽の幅が150～160cm以上あると、背の高い方でもゆったり足を伸ばして入浴できるでしょう。

基本的にユニットバスのサイズは、内径の幅と奥行きを略したもので表記されています。

例えば、1616サイズは160cm×160cmの浴室を表しており、1坪にあたります。

一般的に、1616以上の大きさのユニットバスであれば、幅150cm以上の浴槽を設置できます。

(※ただし製品によって、浴槽の幅は多少異なります。)

現在のバスルームが1616未満で、なおかつ150cm以上のバスタブを設置したい場合には、浴室を拡張する必要があるでしょう。

>> お風呂のサイズの特徴について詳しくはこちら

「浴室を1坪以上に広げる工事は難しいけれど、広く感じられるようにリフォームしたい」という方には、幅の広い浴槽がおすすめです。

ただし、浴槽の幅を広くすると洗い場が狭くなることがあります。

リフォーム業者とよく相談して、浴槽と洗い場のバランスを考えてみましょう。

一方、通常サイズの浴槽にも、足を乗せてゆったり入浴できるベンチや、両腕を休められるアームレスト(浴槽内の両脇の出っ張り)が付いているタイプがあります。

ただ、このようなタイプの浴槽は、リラックス度が高まるという意見がある一方で、お子さんが成長すると一緒に入りづらくなるといった意見もあります。

長い目で見て、どの浴槽が本当に使いやすいか、ご家族で話し合ってみるとよいでしょう。

浴室を1坪にするか、1.25坪以上にするか、悩む方は多いでしょう。

浴室の最適な広さは、個人の体型や感覚、家族構成などによって異なります。

平均的な身長の方が一人で入浴するのであれば、1坪で十分な場合が多いです。

一方で、「背が高い人には狭い」「家族が増えたため、入浴しづらくなった」といった話も耳にします。

実際に、浴室を1.25坪以上にしたご家庭では「掃除が大変」「浴室がなかなか暖まらず寒い」と、浴室を狭くするケースも見られるほどです。

最適な広さは各ご家庭によって違うため、ご家族の体型や家族構成などを考慮しながら、経験豊富なリフォーム業者に相談してみましょう。

寒い浴室の場合には、あわせて断熱性にも配慮した提案をしてもらうとよいですね。

浴室をリフォームするご家庭の中には、介護が必要な方や、高齢になった時のことが心配という方もいらっしゃるでしょう。

車椅子や介助者が浴室に入ることを考えると、1.25坪以上はあるほうが安心です。

同時に、段差の解消や、手すりの設置、開けやすい扉を選ぶといった点にも注意したいですね。

浴室や浴槽のサイズ感は、写真だけではなかなか実感することができません。

理想的なのは、ショールームで確認してみることです。

実際に浴槽に入ってみると、体型に合うかどうかをチェックでき、素材の質感もよく分かるはずです。

自社ショールームがあるリフォーム会社や、メーカーのショールームに同行して解説してくれる施工業者も多いので、プロと相談しながら選んでみるとよいですね。

浴室を広くしたい時におすすめのユニットバスを、メーカー別にご紹介します。

大きめの浴槽や、柔軟なサイズ展開など、お風呂の拡張に役立つ製品がそろっていますよ。

TOTOのユニットバスは、保温性の高い「魔法びん浴槽」や、温かい「ほっカラリ床」など、評判のよい機能をたくさん付けられることで知られています。

一戸建て用の商品で代表的な『サザナ』は、5種類の浴槽から選べるスタイル。

ゆりかごのように全身を包み込む形状の「クレイドル浴槽」や、ベンチ付きで小さいお子さんも腰掛けて入浴できる「ワイド浴槽」などを選択できます。

一方『マンションリモデルバスルーム』シリーズは、配管や壁のつなぎ目などを工夫することで、浴室を拡張できるマンションリフォーム用の製品です。

サザナと同じく「クレイドル浴槽」や「ワイド浴槽」も選べます。

>> TOTOのユニットバスの詳細はこちら
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一戸建て用の『アライズ』、マンション用の『リノビオV』は、浴槽のデザインが7種類もあり、選択肢が豊富です。

いずれも、ゆったり足を伸ばせる「ロング浴槽」や、親子で入浴しやすいベンチ付きの「ワイド浴槽」などが選べます。

また、天井に梁があるような浴室でも、デッドスペースを作らないように施工できます。

特に『リノビオV』は、壁裏配管や壁パネルの設置スペースを縮小することにより、浴室および浴槽のサイズアップを実現できることでも人気の製品。

マンションだけでははく、天井が低い一戸建てで採用されることも多いほど、好評の一品です。

>> リクシルのユニットバスの詳細はこちら
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「浴室の形状が特殊だから、規格サイズのユニットバスを選べそうにない……」。

そんな時におすすめなのが、タカラスタンダード社の『ぴったりサイズシステムバス』です。

間口と奥行きのサイズを、それぞれ2.5cm刻みでオーダーできるため、浴室の壁裏や梁といったデッドスペースを解消しながら、お住まいにぴったり合うお風呂に仕上がります。

一戸建て・マンションともに、対応できます。

>> タカラスタンダードのユニットバスの詳細はこちら

浴室が狭い原因は、ご家庭によってそれぞれ異なります。

まずはお風呂を広くするリフォームが得意な業者に現地調査を依頼しましょう。

リフォーム会社によっては、メーカー品で施工するだけではなく、オリジナルの浴室を設計してくれることもありますよ。

ご家族全員がリラックスできる、快適なバス空間をぜひ実現してくださいね。

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