団地のお風呂のリフォームは難しい？注意点や難しいと言われる理由を解説

団地のお風呂のリフォームが難しいと言われる理由には、以下3つが挙げられます。

● ユニットバスの大きさが合わない場合がある
● 工事中の騒音でトラブルになる可能性がある
● 給湯器を替える変える必要がある

上記の理由について詳しく解説するので、気になる方は参考にしてください。

団地のお風呂は、ユニットバスの大きさが合わない場合があります。

基本的にユニットバスはサイズが決まっており、その中から自分の浴室に合うものを選びます。

しかし団地の浴室は、従来のユニットバスの規格サイズだと設置できない可能性があります。
ユニットバスの設置ができない場合のリフォーム方法として、「セミオーダーのシステムバス」の利用がおすすめです。

タカラスタンダードではセミオーダーサイズのシステムバスを販売しています。
業界最小クラスのサイズにも対応しており、団地の浴室でも設置できる可能性があります。

タカラスタンダード公式サイトでは、ピッタリサイズシステムバスのサイズシミュレーションができるので、気になる方はチェックしてみてください。

>> ユニットバス(お風呂・浴室)の一般的なサイズやおすすめは？

団地のお風呂のリフォームをする際、場合によってはコンクリートを削る必要があるため、騒音や振動が発生しやすく、近隣トラブルになりやすいので注意が必要です。

そもそも団地の規約で工事ができない場合もあるので、リフォームを検討している方は利用規約を確認してみましょう。

団地のお風呂のリフォームでは、給湯器を替えなければいけない可能性があります。

団地のお風呂にはバランス釜(※)が使用されているケースが多く、給湯器が浴室内に浴槽と並んで設置されています。

ユニットバスに変更する場合、バランス釜は利用できないので、新しい給湯器の設置が必要です。

バランス釜から新しい給湯器に変更するには一般的に10万円〜30万円かかってしまうため、よく検討したうえでリフォームしましょう。

「お風呂のリフォームはどんなタイミングでやればいいの？」と悩む人もいるでしょう。

以下のサインが現れたら、お風呂のリフォームを検討すべきタイミングです。

● 排水溝から臭いがする
● カビや汚れが取れにくい
● ヒビが入っている

それぞれのサインについて詳しく解説するので、本章を参考に自宅のお風呂をチェックしてみましょう。

排水溝の臭いが気になるようになったら、リフォームを検討するサインです。

排水溝は普段の掃除では行き届かないため、汚れがたまりやすくなり、長年の汚れが排水管に付着している可能性があります。

掃除をしても臭いが取れない場合は、リフォームをするのがおすすめです。

カビや汚れが落ちにくくなった場合も、リフォームを検討するサインです。

カビはアレルギーや感染症、中毒症状の原因になる可能性があります(※)。
抵抗力が落ちている人や小さな子どもがいる場合、カビによる健康被害が出る可能性が高くなるので、注意が必要です。

また、お手入れをしっかりしていても換気扇の効果が弱くなっていると、カビが生えやすくなってしまいます。

換気扇が古くなっていないかも合わせて確認するとよいでしょう。

>> 浴室の天井のカビを防ぐリフォーム！交換、張り替えの費用は？

壁や床、浴槽にヒビが入っている場合もリフォームを検討しましょう。

浴槽は材質によって長年使っていると、ひび割れをすることがあります。
浴槽のひび割れがある場合、他の箇所が傷んでいる可能性もあるので、早めに対処しましょう。

ヒビが入っている状態で放置してしまうと、カビの内部への侵入や水漏れの原因になる可能性もあるのでご注意ください。

団地のお風呂をリフォームする際は、以下3つの注意点があります。

● 自治体・管理会社への連絡が必要になる
● 浴室のサイズは変えられない
● 退去時の撤去が必要になる場合もある

注意点について本章で詳しく解説するので、リフォームを検討されている方はぜひ参考にしてください。

団地のお風呂のリフォームをする際は、自治体・管理会社への連絡が必要な場合があります。

団地の利用規約にリフォームに関する記載がある場合もありますが、自治体・管理会社に確認を取っておくと安心です。
許可なしで工事をしてしまうと、規約違反になってしまう恐れがあるので、注意しましょう。

団地でリフォームをしたい場合は、最初に「規約の確認」や「管理会社からの許可取り」からはじめるのがおすすめです。

的に、団地などの集合住宅の浴室サイズは変えられません。

構造上建物の強度が落ちてしまう可能性があるため、集合住宅の間取り変更は認可されにくい傾向があります。

そのため団地のお風呂のリフォームは、壁の塗装や浴槽の交換など浴室内でできる工事のみと考えるのがおすすめです。

団地によって利用規約は異なるので、浴室を広くしたい場合は必ず自治体・管理会社へ確認しましょう。

>> 狭い浴室・お風呂を広くしたい！リフォーム方法と費用

公営団地には浴槽や給湯器が設置されていないところもあります。

このような公営団地で浴槽や給湯器を設置した場合、退去時には全ての撤去が必要です。

もちろん撤去費用は自己負担なので、退去時も費用がかかってしまうので、ご注意ください。

>> 賃貸の原状回復の部位別・費用相場と退去トラブル回避のポイント

下記はリフォーム内容ごとの費用相場をまとめた表です。

>> 風呂釜交換リフォームの費用相場！交換のタイミングや事例も解説

団地のお風呂をユニットバスにする場合は、100万円〜200万円かかる場合が一般的です。

ただ既製品のユニットバスが浴室に入らなかった場合、オーダーメイドになる可能性が高いので、費用も高くなります。

費用を抑えるにはリフォームしたい内容を明確にしておくことがおすすめです。

「浴室にどのような悩みがあるか」「リフォームでどのようにしたいか」を明確にしておくと、最適な浴室を実現できるでしょう。

団地の部屋全体のリフォームにかかる費用が知りたい方は、団地のリフォーム費用相場をまとめた記事をチェックしてみてください。

お風呂のリフォームに適用できる補助金には「こどもエコすまい支援事業」があります。

この補助金は省エネリフォームを幅広く支援するために開始しました。

対象条件や申請手続きの方法は以下をご覧ください。

※「こどもエコすまい支援事業」は予算上限に達したため、2023年9月28日をもって交付申請(予約を含む)の受付を終了しました。詳しくは公式ホームページをご確認ください。

施工会社が決まっている方は、一度申請手続きが行えるか相談してみましょう。

>> こどもエコすまい支援事業(受付終了)について詳しくはこちら

結論から言うと、団地のお風呂のリフォームはDIY可能です。

ただ素人には大変な場合もあるので、注意が必要です。

壁の塗り替えや浴槽のコーティング程度であればDIYでもできますが、ユニットバスの交換は難しい可能性があります。
メカニズムを知らないまま素人がリフォームしてしまうと、故障の原因になる可能性があり、修理でかえってお金がかかってしまいます。

費用を少しでも抑えたい方は、工程ごとに業者を利用するかどうか検討してみましょう。

団地のお風呂のリフォーム業者を探すなら「リショップナビ」から一括見積もりを依頼してみてください！

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>> 浴槽の傷や剥がれを修理したい！浴槽塗装の費用

団地のお風呂のリフォーム事例を3つ紹介します。

● 事例1：古い団地のお風呂がぴったりサイズのユニットバスに
● 事例2：ホールインワン給湯器で団地の広々浴槽に
● 事例3：団地のお風呂をバランス釜からきれいな浴槽に

団地のお風呂のリフォームを検討している方はぜひ参考にしてください。

団地のリフォームを検討する際は、必ず自治体もしくは管理会社に許可を取るようにしましょう。

利用規約によってはリフォームできない場合もあるのでご注意ください。

団地のお風呂のリフォームが難しいと言われる理由には、許可がおりない以外にも、ユニットバスのサイズが合わないことがあげられます。
団地の浴室は、従来のユニットバスのサイズとは異なる規格で作られているので、規定サイズで作られるユニットバスを設置できない可能性があります。

とはいえ、セミオーダータイプのユニットバスであれば団地でもユニットバスの設置が可能です。

団地のお風呂のリフォームを検討している方は、本記事の内容を参考にポイントを把握してお風呂のリフォームをしましょう。

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