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※2021年2月リフォーム産業新聞より

サムネイル:二重窓で断熱効果がアップする仕組みやメリット

二重窓で断熱効果がアップする仕組みやメリット

更新日:

冬の寒さや夏の暑さに悩まされていませんか?実は二重窓の設置で、住まいの断熱性能を大幅に向上させることができます。 空気層が熱の移動を防ぎ、樹脂サッシの採用で熱伝導率を下げる二重窓は、冷暖房効率の向上、光熱費の削減、結露防止など多くのメリットをもたらします。 本記事では、二重窓の断熱の仕組みから期待できる効果、さらに断熱性能を高めるポイントまで詳しく解説します。

目次

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二重窓が断熱に効果的といわれる理由

二重窓の断熱効果の鍵は、窓と窓の間にできる空気層にあります。
空気は熱を伝えにくい性質を持っており、この層が天然の断熱材として機能するのです。

断熱には樹脂サッシがおすすめ

二重窓の断熱効果を最大限に発揮するには、窓枠の素材選びが重要です。
アルミサッシは熱伝導率が高いため、せっかくの空気層の断熱効果を損ねてしまう可能性があります。

素材比較

樹脂サッシ

アルミサッシ

熱伝導率

低い

高い

結露発生

抑制

発生しやすい

樹脂サッシを採用することで、窓枠からの熱損失を削減できます。

6~12mm程度の空気層ができる商品が比較的多いですが、一般的には12mm前後が断熱効果が高いといわれています。

空気層の効果を生かして、外気温の影響を受けにくい快適な室内環境を実現しましょう。

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二重窓の断熱効果で得られるメリット

二重窓を設置することで、さまざまなメリットが得られます。

冬の寒さ・夏の暑さを軽減

二重窓は、窓の内側に新たな空気層を形成することで、冬の寒さや夏の暑さを軽減します。

既存の窓と内窓の間に生まれるこの空気層は熱伝導率が低いため、外気温の影響をカットします。
外気温の急激な変化を緩和し、室温を安定させる効果も期待できます。

冬場は窓際の冷え込みが緩和され、ヒートショックのリスクを低減できるとされています。
床付近にたまる冷気(コールドドラフト)の発生も抑制されるため、足元の寒さも軽減されます。

光熱費の節約につながる

二重窓の断熱効果は、光熱費の節約に大きく貢献します。

既存の窓と内窓の間の空気層が断熱材の役割を果たし、室外の温度変化が室内に伝わりにくくなるためです。

これにより、エアコンや暖房器具の稼働時間が短縮され、エネルギー消費量を効果的に抑えられます。

  • 冷暖房効率が向上し、少ないエネルギーで室温を維持
  • 空気層の断熱性能が熱の出入りを抑制し、機器の連続稼働時間を短縮
  • 電力・ガス使用量の削減により、CO2排出量低減と家計負担軽減を同時に実現

特に冬季は暖房の熱が外に逃げにくく、夏季は冷房の冷気を保持しやすいため、季節を問わず安定した節約効果が期待できます。

省エネ性能の高い住宅では、この効果がより顕著に表れます。

結露の発生を抑える

二重窓は、外窓と内窓の間にできる空気層によって結露の発生を抑えます。
空気層が断熱材のような役割を果たし、外気の冷たさが直接室内に伝わるのを防ぐのです。

冬場は、暖房で温まった室内の水蒸気が冷たい窓ガラスに触れることで結露が発生しやすくなります。
二重窓なら内側のガラス表面温度が下がりにくいため、結露が発生しにくい環境を作れるのです。

>> 結露の原因・対策とは?
>> 窓の結露がひどい原因と対策

健康と住環境へのメリット

結露が減るとカビやダニの繁殖を抑制できるため、アレルギー症状やシックハウス症候群のリスク低減につながります。

喘息持ちの方や小さなお子様がいるご家庭では、特に効果を実感できるでしょう。

  • 壁紙の剥がれや木材の腐食を防ぎ、建材の寿命を延ばす
  • 結露拭き取りの手間が省け、家事負担が軽減
  • 断熱効果との相乗効果で結露発生条件そのものを緩和

効果を最大限に発揮するには、外窓との距離調整や隙間のない施工が不可欠です。
適切な設置で、メンテナンスコスト削減と快適な住環境を両立させましょう。

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断熱効果をより高めるポイント

断熱効果をより高めるポイント

二重窓の断熱効果をさらに高めるためには、ガラスの種類や窓周りの工夫が重要です。

複層ガラスやLow-Eガラスとの併用

二重窓と複層ガラス・Low-Eガラスを組み合わせることで、断熱性能を飛躍的に高められます。

二重窓の空気層に加え、複層ガラスの中空層が熱の移動を二重に遮断するため、単体使用時に比べ断熱効果が向上します。

  • Low-Eガラスの特殊金属膜が赤外線を反射し、夏の日射熱をカット
  • 冬は室内の熱を逃がさない「断熱」、夏は外気熱を遮る「遮熱」で季節に応じた効果を発揮
  • アルゴンガス注入タイプでは更に対流抑制効果が加わり、熱損失を低減

特に夏季の冷房効率向上効果が顕著で、適切な組み合わせにより冷房エネルギーを削減できます。

紫外線カット機能を備えたLow-E複層ガラスを採用すれば、家具の褪色防止といったメリットも得られます。

窓まわりの断熱材・カーテンとの相乗効果

二重窓の断熱効果を最大限に活かすには、窓まわりの補助対策が重要です。

窓周辺に断熱材を施工することで、熱損失を削減できる相乗効果が期待できます。
断熱材が外気の影響を緩衝し、二重窓の空気層との組み合わせで熱の出入りを二重に遮断します。

  • 断熱カーテンや厚手のブラインドを夜間使用すると、ガラス面からの放射冷却を抑制
  • 窓枠と壁の隙間をコーキング材で密閉すると、すきま風による熱損失を防げる

断熱カーテンは、昼間の日射熱を遮る夏用と、夜間の放熱を防ぐ冬用を使い分けるのが効果的です。

コーキング施工では、経年劣化した既存の窓枠と壁の接合部を丁寧に補修することで、気密性を向上させます。

これらの対策を組み合わせることで、二重窓単体の性能をさらに高められるでしょう。

>> 窓の寒さ対策

快適でエコなくらしのために、二重窓で断熱を

二重窓の断熱効果について、仕組みとメリットをご紹介しました。

空気層が熱の移動を抑制し、結露防止や防音性向上にも貢献し、冷暖房効率の向上とコスト削減に直結します。

快適な室内環境と省エネルギーを両立させたい方は、ぜひ二重窓の導入をご検討ください。

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