屋根リフォームの目安は?塗装/補修などのメンテナンス時期&費用相場!主な劣化症状や施工事例もご紹介

屋根リフォームの目安は?塗装/補修などのメンテナンス時期&費用相場!主な劣化症状や施工事例もご紹介

屋根のリフォームの時期や費用の目安について、皆さんはどのくらい、ご存じでしょうか?築10年を過ぎる頃には「そろそろ屋根の塗装や補修・修理が必要な時期・タイミングかな?」と気になりますよね。でも、屋根のメンテナンスの経験がないと分からないことばかりで、不安になってしまうもの。また劣化症状が見られても、どんな工事で対処すべきか判断が難しいと悩む方も多いことでしょう。そこで今回は、屋根材ごと(スレート・瓦・ガルバリウム鋼板など)のリフォーム目安時期や、施工方法の種類・費用、事例まで詳しくご紹介します。

【屋根材別】塗装リフォーム・耐用年数の目安時期

屋根リフォームの目安は?塗装/補修などのメンテナンス時期&費用相場!主な劣化症状や施工事例もご紹介

屋根材には、スレート・瓦・ガルバリウム鋼板・アスファルトシングルなど様々な種類がありますが、ほとんどの場合は築10~20年で劣化が始まり、塗装や補修が必要となります。

特にトタンやスレートの屋根は耐用年数が短いため、注意が必要です。
主な屋根材の塗装が必要な時期・耐用年数の目安は、下記を参考にしてください。

屋根材の種類 塗装の時期 耐用年数(寿命)
スレート
(カラーベスト/コロニアル)
7〜15年 10〜35年
日本瓦(和瓦) 原則、不要
(※ただし20〜30年に一度、
葺き直しは必要)
30〜60年
セメント瓦 10〜20年 20〜40年
ガルバリウム鋼板 10〜20年 20〜40年
ジンカリウム
(自然石粒付き)鋼板
原則、不要 30〜50年
アスファルト
シングル
10年前後
(※原則、水性塗料を使用)
10〜30年
トタン(瓦棒) 6〜10年 6〜20年

スレート(カラーベスト/コロニアル)

最近の住宅の多くで使用されている「スレート(カラーベスト/コロニアル)屋根」は、塗装によるメンテナンスは7〜15年、葺き替えは10~35年程を目安として実施するとよいでしょう。

なお2006年以前に建てられた住宅では、アスベストを含むスレート屋根が使われている可能性があります。
アスベストを含有したスレートは耐久性が20~25年くらいとされていますが、撤去の際には周囲に飛散しないよう十分な配慮を必要としますので、有資格者のいるリフォーム業者に相談しましょう。

>> スレート屋根のメンテナンス方法・時期や費用の目安
>> コロニアル/カラーベスト屋根のメンテナンス時期・価格・注意点
最近の住宅の多くで使用されている「スレート(カラーベスト/コロニアル)屋根」は、塗装によるメンテナンスは7〜15年、葺き替えは10~35年程を目安として実施するとよいでしょう。

なお2006年以前に建てられた住宅では、アスベストを含むスレート屋根が使われている可能性があります。
アスベストを含有したスレートは耐久性が20~25年くらいとされていますが、撤去の際には周囲に飛散しないよう十分な配慮を必要としますので、有資格者のいるリフォーム業者に相談しましょう。

>> スレート屋根のメンテナンス方法・時期や費用の目安
>> コロニアル/カラーベスト屋根のメンテナンス時期・価格・注意点

日本瓦(和瓦)

昔ながらの「日本瓦(和瓦)」は、屋根材の中で一番耐久性が高く、塗装のメンテナンスは必要ありません。
ただ、20〜30年に一度は葺き直しを行いましょう。

瓦の葺き替え時期の目安は30~60年程度です。
長持ちする場合は100年以上、葺き替えずに済むことがあるとも言われています。

>> 屋根瓦の種類/形/価格
昔ながらの「日本瓦(和瓦)」は、屋根材の中で一番耐久性が高く、塗装のメンテナンスは必要ありません。
ただ、20〜30年に一度は葺き直しを行いましょう。

瓦の葺き替え時期の目安は30~60年程度です。
長持ちする場合は100年以上、葺き替えずに済むことがあるとも言われています。

>> 屋根瓦の種類/形/価格

セメント瓦

洋風のデザインも多いことで人気の「セメント瓦」は、10〜20年程度の周期で塗装を行い、20〜40年くらいで葺き替えを検討したい屋根材です。
現在はほとんど製造されなくなってきたため、葺き替える場合は他の屋根材を考えるとよいでしょう。

なお、セメント瓦とよく似た屋根材に「モニエル瓦(コンクリート瓦/乾式洋瓦)」がありますが、適切な塗装方法がセメント瓦と異なるため、業者に依頼する際には注意が必要です。

※瓦の小口( = 瓦の厚みが分かる、切断面)が平らであればセメント瓦、デコボコならモニエル瓦です。

>> 洋瓦の種類・葺き替え価格・メンテナンス方法と費用
洋風のデザインも多いことで人気の「セメント瓦」は、10〜20年程度の周期で塗装を行い、20〜40年くらいで葺き替えを検討したい屋根材です。
現在はほとんど製造されなくなってきたため、葺き替える場合は他の屋根材を考えるとよいでしょう。

なお、セメント瓦とよく似た屋根材に「モニエル瓦(コンクリート瓦/乾式洋瓦)」がありますが、適切な塗装方法がセメント瓦と異なるため、業者に依頼する際には注意が必要です。

※瓦の小口( = 瓦の厚みが分かる、切断面)が平らであればセメント瓦、デコボコならモニエル瓦です。

>> 洋瓦の種類・葺き替え価格・メンテナンス方法と費用

ガルバリウム鋼板

軽量さで人気の高い「ガルバリウム鋼板」は、重ね葺き(カバー工法)のリフォームの際によく採用される屋根材です。
10〜20年に一度は塗装メンテナンスが必要で、屋根材自体の耐久性は20~40年程です。

>> ガルバリウム鋼板屋根の特徴/費用/メンテナンス方法
軽量さで人気の高い「ガルバリウム鋼板」は、重ね葺き(カバー工法)のリフォームの際によく採用される屋根材です。
10〜20年に一度は塗装メンテナンスが必要で、屋根材自体の耐久性は20~40年程です。

>> ガルバリウム鋼板屋根の特徴/費用/メンテナンス方法

ジンカリウム(自然石粒付き)鋼板

「ジンカリウム(自然石粒付き)鋼板」は、ガルバリウムとよく似た屋根材ですが、基本的に塗装のメンテナンスは不要で、耐用年数は約30〜50年です。

軽量で洋風住宅のような外観にできることから、人気が高まりつつあります。

>> ジンカリウム鋼板屋根材の特徴/価格
「ジンカリウム(自然石粒付き)鋼板」は、ガルバリウムとよく似た屋根材ですが、基本的に塗装のメンテナンスは不要で、耐用年数は約30〜50年です。

軽量で洋風住宅のような外観にできることから、人気が高まりつつあります。

>> ジンカリウム鋼板屋根材の特徴/価格

アスファルトシングル

北米を中心に普及している「アスファルトシングル」の屋根は、国内では主に輸入住宅で採用されています。

10年前後で塗装が必要になりますが、油性塗料では屋根材の成分が溶けてしまう可能性があるため、基本的に水性塗料を用います。
耐用年数は10〜30年とやや短い傾向があります。

>> アスファルトシングル屋根の特徴/価格/メンテナンス方法
北米を中心に普及している「アスファルトシングル」の屋根は、国内では主に輸入住宅で採用されています。

10年前後で塗装が必要になりますが、油性塗料では屋根材の成分が溶けてしまう可能性があるため、基本的に水性塗料を用います。
耐用年数は10〜30年とやや短い傾向があります。

>> アスファルトシングル屋根の特徴/価格/メンテナンス方法

トタン(瓦棒)

屋根材の中で最も耐久性が低い「トタン屋根」は、5~10年ごとに塗装をし直せば寿命は延びますが、最長でも20年程度とされています。
築6〜20年くらいで葺き替え(張り替え)が必要な時期を迎える可能性が高いでしょう。

>> トタン屋根のリフォーム方法/価格
>> トタン屋根を塗り替える時期や費用
屋根材の中で最も耐久性が低い「トタン屋根」は、5~10年ごとに塗装をし直せば寿命は延びますが、最長でも20年程度とされています。
築6〜20年くらいで葺き替え(張り替え)が必要な時期を迎える可能性が高いでしょう。

>> トタン屋根のリフォーム方法/価格
>> トタン屋根を塗り替える時期や費用
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築年数ごとの屋根リフォーム・メンテナンスの目安(再塗装/葺き替えなど)

築年数ごとの屋根リフォーム・メンテナンスの目安(再塗装/葺き替えなど)

再塗装の時期は、塗料の種類によって変わる

上述のように、屋根材によって築6〜20年後に塗装のメンテナンスを行うことは一般的です。
ただし2回目以降の塗装(再塗装)の時期については、前回の塗装時に使用した塗料によって変わってきます。

【塗料の種類別の耐用年数・施工単価】

屋根塗装では主に「シリコン塗料」「フッ素塗料」といった種類の塗料が用いられます。

それぞれの耐用年数( = 次回の塗り替えまでの年数)や施工価格の目安は、おおよそ以下の通りです。
耐久性が高いものほど、料金も高くなる傾向があります。

塗料の種類 耐用年数 施工単価
ウレタン 6〜10年 1,200~2,200円/㎡
シリコン 8〜15年 1,600~3,500円/㎡
フッ素 8〜20年 1,800~4,800円/㎡
ラジカル 12〜15年 1,800~4,500円/㎡
断熱・遮熱(ガイナなど) 15〜20年 2,300~4,500円/㎡
無機 15〜25年 4,000~5,500円/㎡

>>外壁塗装で使われる塗料の種類まとめ

築20年以上は、屋根材に合わせて葺き替えなどの検討を

屋根材の耐用年数(寿命)の目安は最初にご紹介した通りではありますが、築20年以上経ってきた頃には劣化状態を確認しつつ「葺き替え」や「重ね葺き」、あるいは葺き直し」を検討し始めることをおすすめします。
定期的に屋根に詳しい業者に点検してもらい、塗装で済むか、葺き替え工事などを検討すべきか、アドバイスしてもらうと安心です。

【葺き替え・重ね葺き(カバー工法)・葺き直しの違い】

【葺き替え・重ね葺き(カバー工法)・葺き直しの違い】<p></p>

葺き替え」とは、屋根材や下地を全て新しくする工法のことです。
費用も手間もかかりますが、下地の劣化や異常にもしっかり対処できるという大きな利点があります。

>> 葺き替えの費用相場・施工例!リフォーム時期の目安は?

一方「重ね葺き(カバー工法)」は、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる工法です。
低コストで施工期間も短く済むため、下地や耐震性に問題がない場合に人気のリフォームです。

>> 重ね葺きの費用・メリットとデメリット!葺き替えとの違いは?

そして「葺き直し」は、ルーフィング(防水シート)や漆喰などの部材を新しく交換し、既存の屋根材は再利用する工法です。
特に日本瓦(和瓦)の場合「重ね葺き」には向きませんが、瓦自体が劣化していなければ「葺き直し」が可能なケースもあるので、業者に相談してみるとよいでしょう。

20年に一度は、ルーフィング(防水シート)などの交換・補修を

20年に一度は、ルーフィング(防水シート)などの交換・補修を

屋根材の耐久年数は素材によって異なりますが、下地に使用されているルーフィング・棟板金・漆喰・野地板などは、大体20年くらいで劣化してしまいます。
そのため、表面の屋根材がきれいで葺き替える必要がない場合でも、下地の交換や補修は行ったほうが安心です。

最も耐久性の高い日本瓦は、素材に問題がなければ再利用して葺き直しできることもあります。
築20年を過ぎたら、どのような屋根材であっても下地の交換・補修を検討しましょう。

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屋根のリフォーム・メンテナンスが必要な劣化症状とは?

ここでは、ある程度の年数が経過した屋根によくある劣化症状と、その対処法について、確認してみましょう。

以下のような症状が現れたら、屋根の塗装や部分補修などを実施するタイミングと考えてくださいね。

変色・色あせ
スレート・ガルバリウム鋼板・セメント瓦などの屋根材には元々、表面に塗装(塗膜)が施されています。
日々、紫外線や雨が当たることにより、塗装が徐々に劣化していくことにより「変色」や「色あせ」「ツヤがなくなる」といった症状が出てくるのです。

塗装の劣化の中でも初期症状と呼べる状態ではありますが、塗膜が本来持っている「防水性能」が落ちてきています。
放置してしまうと、コケやカビ、屋根材自体の劣化や雨漏りなどの原因となってしまうため、早い段階で塗装工事を実施するとよいでしょう。
塗膜の剥がれ・膨れ
スレート・ガルバリウム鋼板・トタンなど、塗装されている屋根で発生する症状で、経年劣化・施工不良などが原因であることが多いです。

塗膜の寿命が限界に近付いてきている証拠ですから、早めに塗装してもらいましょう。
万一放っておくと、やはり屋根材自体に悪影響を及ぼしてしまいます。
チョーキング現象(白亜化)
スレート屋根など、塗装されている屋根の表面に触れると、指に塗料の色が付着することがあります。
「チョーキング(白亜化)」と呼ばれる現象で、塗料(塗膜)が劣化しているサインです。

塗膜の寿命が近付いている状態であるため、塗装(塗り替え)が必要となります。
コケ・藻・カビの発生
防水力が弱まっている屋根には水分が残りやすくなり、コケ・藻・カビが発生します。
経年劣化、あるいは湿気が多い・日当たりが悪いといったことが主な原因でしょう。

色褪せなどよりも深刻な状態で、見た目が損なわれてしまうだけではなく、屋根材自体の劣化が進んで、もろくなる不安があります。
繁殖してしまうと、雨水の流れを妨げてしまうため雨漏りを引き起こす可能性があります。
冬など寒い時期には、凍害(凍結した部分が膨張し、ひび割れする)リスクも出てきます。

なるべく早めに業者に見てもらいましょう。
対応方法としては、高圧洗浄で汚れをしっかり洗い流すのが一般的ですが、同時に塗装をする例も多く見られます。
漆喰・棟瓦・棟板金の劣化(ズレ/剥がれ/破損など)
どの屋根材であっても築10〜20年程度で、漆喰や、棟瓦(日本瓦・セメント瓦など)・棟板金(スレート屋根やガルバリウム鋼板など)の補修が必要となることが多いです。
屋根の頂上部にあるため、最も強風・地震の影響を受けやすい箇所と言えます。

破損した状態を放置すると、雨水が浸入しやすくなるため雨漏り・下地材の腐食といった現象を誘発してしまいます。
また強風で棟板金などが飛ばされてしまうと、大変危険です。
傷み具合によって、漆喰部分の補修や、棟の積み直しや交換などの工事を行いましょう。
漆喰補修と棟部分のメンテナンスを同時に行うほうが効率的なケースも多いです。

劣化の範囲によっては、塗装、もしくはカバー工法(重ね葺き)・葺き替えといった工事もセットで実施することをおすすめします。
(屋根材自体の)反り・剥がれ・浮き・割れ・歪み
強風などの影響で、屋根材が反っている・浮いている・割れている・歪んでいる、といった症状がある場合は、早めに修理・補修をしておきましょう。
特に割れている場合などは、隙間から雨水が進入して錆び・雨漏りなどの原因となってしまいます。

割れている場合は、古い瓦材などを撤去して新しい瓦へ差し替えます。
また下地も劣化している場合には、不具合がある箇所の補修や、ルーフィング(防水シート)の補強なども必要になるでしょう。

症状が軽い場合は補修や塗装で済みますが、劣化が進行していると、重ね葺き(カバー工法)や葺き替えが必要になるケースもあります。

>> 屋根修理の費用相場についてはこちら
全体的な傷み・下地の劣化・雨漏り
すべての屋根材・下地材が、いずれは全体的に老朽化し寿命を迎えます。

「屋根材は劣化しているけど、下地までは劣化していない」という場合や「なるべく費用を抑えたい」というときには、既存の屋根材の上から新しい屋根をかぶせる「重ね葺き(カバー工法)」で対応できることがあります。

一方「全体的に激しく劣化している」「屋根の下地まで老朽化している」という場合は、すべて新しい資材に交換する「葺き替え」が望ましいでしょう。
また日本瓦の屋根は、重量が増えると耐震性に不安が出てくることから重ね葺きは向かないため、葺き替えや葺き直しを行うのが一般的です。

築年数や屋根材にかかわらず、雨漏りなどの症状が見られる場合は、早めに業者に修理や葺き替え工事の依頼をしましょう。
変色・色あせ
スレート・ガルバリウム鋼板・セメント瓦などの屋根材には元々、表面に塗装(塗膜)が施されています。
日々、紫外線や雨が当たることにより、塗装が徐々に劣化していくことにより「変色」や「色あせ」「ツヤがなくなる」といった症状が出てくるのです。

塗装の劣化の中でも初期症状と呼べる状態ではありますが、塗膜が本来持っている「防水性能」が落ちてきています。
放置してしまうと、コケやカビ、屋根材自体の劣化や雨漏りなどの原因となってしまうため、早い段階で塗装工事を実施するとよいでしょう。
塗膜の剥がれ・膨れ
スレート・ガルバリウム鋼板・トタンなど、塗装されている屋根で発生する症状で、経年劣化・施工不良などが原因であることが多いです。

塗膜の寿命が限界に近付いてきている証拠ですから、早めに塗装してもらいましょう。
万一放っておくと、やはり屋根材自体に悪影響を及ぼしてしまいます。
チョーキング現象(白亜化)
スレート屋根など、塗装されている屋根の表面に触れると、指に塗料の色が付着することがあります。
「チョーキング(白亜化)」と呼ばれる現象で、塗料(塗膜)が劣化しているサインです。

塗膜の寿命が近付いている状態であるため、塗装(塗り替え)が必要となります。
コケ・藻・カビの発生
防水力が弱まっている屋根には水分が残りやすくなり、コケ・藻・カビが発生します。
経年劣化、あるいは湿気が多い・日当たりが悪いといったことが主な原因でしょう。

色褪せなどよりも深刻な状態で、見た目が損なわれてしまうだけではなく、屋根材自体の劣化が進んで、もろくなる不安があります。
繁殖してしまうと、雨水の流れを妨げてしまうため雨漏りを引き起こす可能性があります。
冬など寒い時期には、凍害(凍結した部分が膨張し、ひび割れする)リスクも出てきます。

なるべく早めに業者に見てもらいましょう。
対応方法としては、高圧洗浄で汚れをしっかり洗い流すのが一般的ですが、同時に塗装をする例も多く見られます。
漆喰・棟瓦・棟板金の劣化(ズレ/剥がれ/破損など)
どの屋根材であっても築10〜20年程度で、漆喰や、棟瓦(日本瓦・セメント瓦など)・棟板金(スレート屋根やガルバリウム鋼板など)の補修が必要となることが多いです。
屋根の頂上部にあるため、最も強風・地震の影響を受けやすい箇所と言えます。

破損した状態を放置すると、雨水が浸入しやすくなるため雨漏り・下地材の腐食といった現象を誘発してしまいます。
また強風で棟板金などが飛ばされてしまうと、大変危険です。
傷み具合によって、漆喰部分の補修や、棟の積み直しや交換などの工事を行いましょう。
漆喰補修と棟部分のメンテナンスを同時に行うほうが効率的なケースも多いです。

劣化の範囲によっては、塗装、もしくはカバー工法(重ね葺き)・葺き替えといった工事もセットで実施することをおすすめします。
(屋根材自体の)反り・剥がれ・浮き・割れ・歪み
強風などの影響で、屋根材が反っている・浮いている・割れている・歪んでいる、といった症状がある場合は、早めに修理・補修をしておきましょう。
特に割れている場合などは、隙間から雨水が進入して錆び・雨漏りなどの原因となってしまいます。

割れている場合は、古い瓦材などを撤去して新しい瓦へ差し替えます。
また下地も劣化している場合には、不具合がある箇所の補修や、ルーフィング(防水シート)の補強なども必要になるでしょう。

症状が軽い場合は補修や塗装で済みますが、劣化が進行していると、重ね葺き(カバー工法)や葺き替えが必要になるケースもあります。

>> 屋根修理の費用相場についてはこちら
全体的な傷み・下地の劣化・雨漏り
すべての屋根材・下地材が、いずれは全体的に老朽化し寿命を迎えます。

「屋根材は劣化しているけど、下地までは劣化していない」という場合や「なるべく費用を抑えたい」というときには、既存の屋根材の上から新しい屋根をかぶせる「重ね葺き(カバー工法)」で対応できることがあります。

一方「全体的に激しく劣化している」「屋根の下地まで老朽化している」という場合は、すべて新しい資材に交換する「葺き替え」が望ましいでしょう。
また日本瓦の屋根は、重量が増えると耐震性に不安が出てくることから重ね葺きは向かないため、葺き替えや葺き直しを行うのが一般的です。

築年数や屋根材にかかわらず、雨漏りなどの症状が見られる場合は、早めに業者に修理や葺き替え工事の依頼をしましょう。
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屋根リフォーム・メンテナンスの費用目安

屋根リフォーム・メンテナンスの費用目安

屋根の塗装や補修、葺き替えなどの工事にかかる費用は、おおよそ下記の通りです。

施工方法 施工費用
塗装 15〜80万円
漆喰の補修 2,200〜7,000円/m
(足場代が別途かかる可能性あり)
棟瓦の取り直し・積み直し
(日本瓦/セメント瓦など)
10,000~16,000円/m
1段増すごとに2,000〜5,000円
(足場代が別途かかる可能性あり)
棟板金の補修・交換のみ
(スレート/金属系屋根)
単体工事の場合:5,000〜12,000円/m
(足場代が別途かかる可能性あり)
重ね葺き(カバー工法) 60〜250万円
葺き替え 70〜260万円
瓦の葺き直し(日本瓦) 45〜215万円
アスベスト処理費
(スレート/セメント瓦など)
20,000~85,000円/㎡

なお施工面積や、新しく採用する材料、一緒に実施する補修内容の規模などにより、料金は変動します。

例えば、塗装の場合は15〜80万円が相場ですが、フッ素塗料や断熱塗料を広範囲に使用すると、もっと高額になることもあります。

またアスベスト含有の屋根を葺き替える場合には、1㎡あたり20,000~85,000円程度の処分費が別途発生しますが、工事のスケールによっては大幅に安く済んだ例も見られます。

最終的にどのくらいのコストがかかるかは、業者に見積もりを作成してもらった上で確認するようにしてくださいね。

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屋根のリフォーム・メンテナンスのポイント&注意点

屋根のリフォーム・メンテナンスのポイント&注意点

工事内容は、プロに点検・調査してもらって決める

上述したリフォーム方法の中で、最終的にどの工事が適しているかをご自身で判断するのは、実は難しいことです。
無料診断を行っている業者もありますので、まずはプロの目で確認してもらって決めるとよいでしょう。

中には、築10~15年の住宅で葺き替えが必要になったケースや、丁寧な検査の結果、雨漏りが見つかった例もあります。

屋根の状態を正確に把握できれば、業者が勧める工事内容にも納得がいくはずです。

古いスレートやセメント瓦は「アスベスト」に注意

古いスレートやセメント瓦は「アスベスト」に注意

古いセメント瓦や、2004年以前に製造されたスレート屋根のある建物の場合、アスベストが含有されている可能性があります。
万一工事中に有害物質が飛散してしまうと、ご自身やご家族だけではなく、近所の方にも危険が及んでしまうかもしれません。

該当する場合には「石綿作業主任者」「アスベスト診断士」「特別管理産業廃棄物管理責任者」などの資格を持つスタッフが在籍する業者に相談されることを推奨します。

外壁も一緒にリフォームするのがおすすめ

外壁も一緒にリフォームするのがおすすめ

屋根のメンテナンスの際には、外壁のリフォームも同時に行うことをおすすめします。

屋根のリフォームでは、特に2階建て以上の建物の場合、足場を設置して行うのが通常です。
同じく足場を必要とする外壁のリフォームも一緒に行うと、足場代を節約できます。

例えば、一般的な30坪程度の2階建て住宅では、足場の設置に1回あたり15万円前後かかります。
屋根と外壁を一緒にリフォームすると、一度に支払う費用は高くなりますが、別々に工事をする時と比べて足場代が安く済むわけですね。

>> 外壁塗装・リフォームの費用相場
>> 足場の費用はどのくらい?

また工事のたびに職人さんの人件費がかかることも考えると、やはり屋根・外壁を同じタイミングでリフォームすることで、結果的に施工費用を抑えられる可能性が高くなります。

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【築年数別】屋根のメンテナンスリフォーム事例・価格

最後に、当サービス『リショップナビ』に加盟している施工業者が手がけた屋根のリフォームの、さまざまなパターンをご紹介します。
一緒に外壁を施工した例などもあるので、費用や工事期間も参考にしてみてくださいね。

築10年以内の住宅の施工事例

カバー工法&雨樋や板金の補修も実施

築年数 10年
リフォーム費用 65万円
工事期間 3日
カバー工法のリフォームと一緒に、外れていた板金部分もきれいに施工。
また、建物の横に竹藪があることから「雨桶に落ち葉が詰まってしまう」とお悩みだったため、枯れ葉防止用のネットも設置しました。

メンテナンスのため、屋根・外壁をまとめて塗装

築年数 10年
リフォーム費用 屋根:38万円
外壁:82万円
工事期間 16日
メンテナンスの時期を迎えたため、屋根・外壁塗装のご依頼をいただきました。
「夏場は2階の部屋が暑くなるので屋根には遮熱塗料を、外壁には防水効果の高い塗料を」というご要望にお応えしながら施工しました。

無料診断の結果、新しい屋根にリフォーム

築年数 10年
リフォーム費用 153万円
工事期間 3日
まだ築10年の建物でしたが、無料屋根診断の結果、補修の必要性が判明したため、 屋根を新しいものにリフォームしました。
新屋根材には、風格のあるお住まいに似合う、天然石を使用したガルバリウム鋼板『セキスイかわらS』を採用しています。
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築10〜20年の住宅の施工事例

外壁・屋根の遮熱塗装&ベランダ工事

築年数 12年
リフォーム費用 90万円
工事期間 10日
外壁と屋根を、遮熱効果のある塗料を用いて塗装リフォーム。
イメージ通りの、シックな雰囲気に仕上げることができました。
足場を組み、ベランダの工事も一緒に行いました。

劣化したカラーベストの雨漏り検査・補修&葺き替え工事

築年数 15年
リフォーム費用 123万円
工事期間 15日
カラーベストの屋根材が、経年劣化して表面が色あせており、棟・破風板も傷んでいました。
元は「屋根をきれいにし、長持ちさせたい」というご要望でしたが、雨漏りの可能性があったので散水調査を行ったところ、雨漏り箇所も発見。
しっかり葺き替え工事を実施しました。

カラーベストの上にガルバリウム屋根を重ね葺き

築年数 20年
リフォーム費用 屋根:57万円
外壁:150万円
工事期間 屋根:4日
外壁:20日
既存のカラーベストの上に、ルーフィング(防水シート)を敷き、ガルバリウム鋼板を重ね葺きリフォーム。
屋根の耐震性に不安がなく、下地もあまり劣化していない場合には、このような工法がおすすめです。
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築20〜35年の住宅の施工事例

築28年の屋根に『スーパーガルテクト』を重ね葺き

築年数 28年
リフォーム費用 120万円
工事期間 7日
以前塗装をしたことがあるカラーベスト屋根を、再び塗装したいというご要望でした。
状態は悪くありませんでしたが、築年数的に塗装費用がムダになってしまう可能性が高かったため、断熱性・遮熱性の高いガルバリウム屋根『スーパーガルテクト』を重ね葺きすることを提案し、施工しました。

葺き替えリフォームで、屋根の軽量化&アスベスト撤去

築年数 30年
リフォーム費用 170万円
工事期間 10日
「屋根を軽量化して、アスベスト材も撤去したい」とのご要望をいただき、葺き替え工事を実施しました。
新しい屋根には、ガルバリウム鋼板屋根『T・ルーフ』を採用。天然石チップの色合いが、欧風のお住まいによく似合い、お客様にも喜んでいただけました。

著しく劣化していた『アーバニー』屋根と、外壁を一緒に塗装

築年数 32年
リフォーム費用 屋根:100万円
外壁:110万円
工事期間 20日
スレート屋根『アーバニー』の再塗装工事です。
7年くらい前に訪問業者に安く塗装してもらったそうですが、塗る前の洗浄作業がきちんとされていなかったのか、劣化が著しく、表面の塗膜がめくれて落ちてきている状態でした。

そこで高圧洗浄を入念に行い、シリコン系の遮熱塗料『サーモアイSi』で塗装。
当初は屋根工事のみの予定でしたが、足場を設営したので一緒に外壁も確認すると劣化が進んでいたため、施主様のご希望で外壁塗装も実施しました。

屋根の劣化は放っておけばおくほど、見えない部分にまで及んで深刻な状態になってしまいます。
少しでも不安を感じるようであれば、まずはプロの業者に検査を依頼して、最善のリフォーム方法を提案してもらいましょう。

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【この記事のまとめ&ポイント!】

スレート屋根などの、塗装時期や耐用年数の目安はどのくらい?
スレート屋根なら築7〜15年くらいで塗装が必要になり、築10〜35年くらいで屋根材自体が劣化してくるため、葺き替えリフォームを検討し始めるとよいでしょう。
日本瓦やガルバリウム鋼板など、主な屋根材ごとのリフォーム時期の目安はこちらを参考にしてください。
「屋根のリフォームやメンテナンスが必要」だとわかる目安やサインはある?
屋根の色あせや、塗膜の剥がれ、コケ・藻・カビの発生などの症状が見られたら、塗装やリフォーム工事を早めに実施しましょう。
屋根の主な劣化症状、および必要な工事方法については、こちらにまとめて掲載しています。
屋根のリフォーム(塗装、漆喰や棟板金の補修、葺き替えなど)の費用の目安はいくらくらい?
施工範囲や、採用する資材によって変動しますが、塗装であれば15〜80万円程度です。
工事内容ごとの費用目安は、こちらの表をご覧ください。
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屋根塗装・屋根のおすすめ記事

  • 外壁塗装に適した季節や時期は?シーズンごとのメリット・デメリットを比較!

    「外壁が汚くなった」「ひび割れやカビが目立つ」「新築して10年ほど経つ」など、外壁の塗り替えを検討している方へ向けて、塗装が必要なタイミングや、外壁塗装に適した時期をご紹介します。 家の外壁が汚れてきたと感じても、実際にどのタイミングで塗り直しを行えばいいのか判断しづらいものです。 この記事では、塗り直しを行う時期や周期の目安と、チェック項目を詳しくご紹介します。 また、塗装工事には適したシーズンというものもあります。季節ごとの解説を参考にしてください。

  • 人気の屋根瓦・屋根材の色は?塗装する色によって室内の温度や遮熱効果の違いも!

    屋根の塗装・メンテナンスや、葺き替え・重ね葺きなどのリフォームをする際は、屋根の色を変えられるチャンスでもあります。とはいえ、塗料や瓦、屋根材には多くのカラーバリエーションがあるので「選び方がわからない」という方も多いはず。ここでは、色ごとの遮熱効果や耐久性、外壁との相性、風水的な意味など、色を決める上で知っておきたいポイントと、グレーやグリーンなど人気の色にリフォームした事例をご紹介します。

  • シリコン塗料は外壁・屋根塗装で人気!価格や特徴は?ウレタンやフッ素と比較

    コストパフォーマンス性に優れたシリコン塗料は、外壁・屋根塗装のリフォームで非常に人気がありますが、大切な家を守るためにも、本当に良い塗料であるかどうかしっかり確認しておきたいですよね。そこで、シリコン塗料のメリット・デメリットや、種類・グレードの違い、日本ペイント・エスケー化研・関西ペイントといったメーカーのおすすめ品を解説します。また、ウレタン塗料やフッ素塗料と比較した場合の価格・耐用年数の差や、シリコン塗料を使った施工例もご紹介するので、チェックしてみてくださいね!

  • 水性塗料と油性塗料はどちらがおすすめ?価格の差、メリット・デメリットは?

    一昔前までは、塗膜の耐久性に大きな差があった「油性塗料」と「水性塗料」。しかし最近では、油性塗料に引けを取らない水性塗料も数多く開発されており、塗装業者でも積極的に水性塗料を採用しています。では、そんな水性塗料を外壁塗装に利用することはできるのでしょうか?水性という性質上、雨に濡れると溶けてしまいそうな気もしますよね。今回は、水性塗料に関する様々な疑問や、油性塗料との違い、さらに信頼できる業者の選び方などについてもご紹介します。

  • いつが最適な時期?リフォームタイミングの考え方

    「今のままでも困っていないけど、そろそろリフォームかな……」そう考え始めるのは築10年を過ぎたあたりからでしょうか?何年経ったらリフォームという明確な基準はありませんが、リフォームの目的によっておおよその目安となるタイミングはあります。目安の時期を知っておくことで、無駄なく効率的にリフォームできます。ここでは、リフォームの目的と、それぞれのメンテナンス時期についてご紹介します。

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    お住まいの地域に近く・ご希望のリフォーム箇所に対応が可能という基準を元に、厳選した会社をご紹介。可能な限り、ご要望にお応えできるように対応致します。

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    ご紹介後にご不明点や依頼を断りたい会社がある場合も、お気軽にご連絡ください。弊社から各会社へのご連絡も可能となっております。

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