IHクッキングヒーターの交換費用はいくら?業者に依頼する際の注意点も解説

更新日:2024年05月09日

IHクッキングヒーターの交換費用はいくら?業者に依頼する際の注意点も解説

IHクッキングヒーターへの交換費用は、ガスコンロからIHに交換するのか、IHからIHに交換するのかで異なります。交換作業は自力では難しいため、交換の際は業者に依頼しましょう。
本記事では、IHの交換費用の相場や業者に工事を依頼する際の注意点・IHとガスコンロそれぞれの特徴などをご紹介しています。
ぜひご覧ください。

IHクッキングヒーターの交換費用の相場

IHクッキングヒーターの交換費用はいくら?業者に依頼する際の注意点も解説

IHの交換費用の相場について、2つのパターン別に解説します。

ガスコンロからIHに交換する場合

ガスコンロからIHクッキングヒーターに交換する場合の費用を、次の表にまとめました。

工事内容 費用相場
基本工事 1〜2万円
配線工事 3~4万円
IH本体 4〜20万円

IHを使用するには200Vの電源が必要ですが、ガスコンロのキッチンには設置されていないことが多いため、配線工事をしなければなりません。

>> ガスコンロからIHへの交換費用は?IHのメリット・デメリットや光熱費を比較

既存のIHから新しいIHに交換する場合

IHからIHに交換する場合の費用相場は、次の表の通りです。

工事内容 費用相場
基本工事 1〜2万円
IH本体 4〜20万円

ガスコンロからIHにする場合と違い、配線工事が必要ないため、IHからIHへの交換の方が割安です。

据え置き型の場合は、コンセントを差し替えるだけのため、IHの本体価格のみで交換できます。

費用は業者によって異なるので、複数業者に見積もりしてもらうことをおすすめします。

>> 見積もり時の重要ポイントを解説!相見積もりの注意点とは?
>> 見積もりの取り方とは?注意すべき点も解説

IHクッキングヒーターとガスコンロはどちらが便利?

IHクッキングヒーターの交換費用はいくら?業者に依頼する際の注意点も解説

IHとガスコンロはどちらがいいの?という疑問を持つ方もいるでしょう。

それぞれの特徴やメリット・デメリットを解説します。

IHの交換を含めた、キッチンをリフォームする際の参考にしてください。

>> 【徹底比較】IHとガスコンロどちらが便利?光熱費や交換費用は?

IHの特徴

IHのメリットとデメリットは、次の表の通りです。

メリット デメリット
● 火を使わないため安全性が高い
● 綺麗な状態を保ちやすい
● 火力の立ち上がりが早い
● 火力の確認がしやすい
● 強火の調理を複数同時にできない
● 鍋振り料理に向いていない
● 使用できる鍋が限られている
● 停電すると使用できない

IHはガスを使わず直接火が出るわけではないため、安全性の高さが1番のメリットです。

しかし停電時に使えないことや、昼間に使うと電気代が高くなるといったデメリットもあります。

ガスコンロの特徴

ガスコンロのメリットとデメリットは、次の表の通りです。

メリット デメリット
● 同時に複数の強火調理ができる
● 鍋を振りながら料理できる
● ほとんどの調理器具に対応している
● 停電時でも利用できる
● どの時間帯でも一定の価格で使用できる
● 火を使うリスクが伴う
● 清潔を維持にしにくい
● 部屋が暑くなりやすい

IHと違ってコンロから鍋を離しても加熱できるため、中華料理のように鍋振りしながら調理できるのが魅力です。

ただし火を使うため、小さなお子様やペットがいる家庭の場合、火傷や火事などに不安を感じる方もいるでしょう。

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IHクッキングヒーターの交換は自分でできる?

IHクッキングヒーターの交換費用はいくら?業者に依頼する際の注意点も解説

IHの交換を、ご自身で行うことは可能です。

しかし、電気設備関連の工事が発生する場合は、電気工事士の資格が必要なため、業者に依頼することがおすすめです。

また、ご自身で交換すると保証はききませんが、保証制度のある業者に依頼すれば安心して工事を任せられます。

業者に依頼する際は費用やサービスを検討し、ご自身にあった方法でIHの交換をしましょう。

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IHクッキングヒーターの交換を業者に依頼する際の注意点3つ

IHクッキングヒーターの交換費用はいくら?業者に依頼する際の注意点も解説

IHの交換を業者に依頼する際の注意点を3つご紹介します。

①IHを交換できる資格を持っている

IHの交換で配線工事がある場合は、次のような資格が必要です。

必要な資格

● 第二種電気工事士(新規で配線工事を行う際に必要)
● ガス機器設置スペシャリスト(ガスコンロからIHへ交換する際に必要)

依頼する業者の方が、必要な資格を持っているか確認しましょう。

必須ではありませんが、リフォーム会社として建設業許可を受けていると安心して任せられます。

②これまでの施工実績が豊富にある

施工実績が豊富にあることは、長くお客様に支持されている証拠です。

気になる業者のホームページや口コミなどを自分で調べて、評判をチェックしてみるのもひとつの方法です。

逆に施工実績がほとんどなく、口コミや評判を調べても出てこない場合は、新しくできたばかりか、お客様の支持が少ない業者の恐れがあります。

IHの交換を業者に依頼する際は、事前に施工実績や評判を調べておきましょう。

③保証制度が充実している

IHの交換を安心して依頼するために、保証制度が充実している業者を選びましょう。

専門業者のため工事が失敗する可能性は低いですが、100%ミスがないとは言い切れません。

保証制度が充実しており、工事中のトラブルにも丁寧に対応してくれることがわかれば、安心して工事を任せられます。

交換後のトラブルにも無償で対応してくれる保証制度もあるため、事前に保証内容を確認しておきましょう。

>> 【リフォーム会社の選び方】比較のポイントやおすすめ業者の口コミも公開
>> 失敗しないリノベーション会社の選び方!ポイントや注意点を解説

IHクッキングヒーターの交換と同時施工におすすめのリフォーム3選

IHクッキングヒーターの交換費用はいくら?業者に依頼する際の注意点も解説

IHの交換と同時施工におすすめのリフォームを3つご紹介します。

①キッチンの壁を張り替える

IHは清潔を保持しやすいため、同時にキッチンの壁の張り替えを行うと、キッチンを綺麗に長く使えます。

とくにガスコンロを使っている場合は、これまでの汚れがたまっている方もいるでしょう。

新しいIHの導入とともに、キッチンの壁を張り替えれば、新鮮な気持ちで料理を楽しめます。

リフォームを検討する際は、予算や保証内容などご自身にあった業者を見つけるために、複数の業者に見積もりを依頼して決めましょう。

>> キッチンの壁紙リフォームのコツ!おしゃれな色の選び方・おすすめ機能クロス・張り替え費用は?
>> キッチンの壁材はパネルとタイル、どちらが良い?リフォーム価格や特徴を比較

②エコキュートを導入する

IHの交換と同時に、ガス給湯器をエコキュートに変更し、オール電化に切り替えるのがおすすめです。

エコキュートは少ない電力でお湯を沸かせられるため、ガスに比べて光熱費を抑えられます。

電気はガスと比べて、料金プランや時間帯で価格設定が異なるため、工夫して使うことでさらなる省エネ効果が期待できます。

>> 人気のエコキュートメーカー比較!壊れやすいのは?保証期間やおすすめ商品は?
>> オール電化住宅にリフォーム(リノベーション)する費用は?メリット・デメリット・注意点も解説

③システムキッチンにリフォームする

IHに交換する際に、システムキッチンの導入も検討してみましょう。

IH導入時の配線工事は、システムキッチン導入時と同じ作業のため、同時に導入することで配線工事を一気に行えます。

IHを導入するだけでも見た目がスッキリしますが、さまざまなデザインから選べるシステムキッチンにリフォームすれば、よりおしゃれな空間にできるでしょう。

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IHクッキングヒーターの交換はまず見積もりをしてもらおう

IHクッキングヒーターの交換費用はいくら?業者に依頼する際の注意点も解説

IHの交換費用は、ガスコンロからIHに交換するか、IHからIHに交換するかで変わってきます。

また依頼する業者によっても、工事費用は異なるため、必ず複数の業者に見積もりを依頼しましょう。

同時施工におすすめのリフォームなども参考に、あなたにとって快適なキッチンへのリフォームを、ぜひご検討ください。

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