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※2021年2月リフォーム産業新聞より

サムネイル:マンションリフォームの費用相場・事例をご紹介!注意すべき点や業者の選び方も

マンションリフォームの費用相場・事例をご紹介!注意すべき点や業者の選び方も

更新日:

マンションでリフォームを行う際に「金額はいくら?」と心配になる方は、きっと多いでしょう。業者に見積もりを依頼する前に、ある程度の予算を把握しておくと安心です。 今回は、マンションのリフォームの費用相場を工事内容別・広さ別でご紹介します。 工事のビフォーアフターや期間なども分かる「事例」、ご近所への挨拶・管理組合の届出などに関する「注意点」も掲載していますので、参考にしてみてください。

目次

リフォーム費用は比較で安くなる! 最大50%DOWN 簡単30秒 見積もり件数No.1 無料リフォーム会社一括見積もり依頼 カスタマーサポートがびったりの会社をご紹介
亀田 融

この記事の監修

ホームインスペクター

亀田 融

東証一部上場企業の会社にて住宅リフォーム事業の取締役事業部長を務め、マンション/戸建て住宅のリノベーションを中心に事業部全体で年間1,000件以上の工事を手掛ける。
現在はホームインスペクションの専門会社を運営。

>> 監修者様のホームページはこちら

マンションのリフォームは、どこまで可能?できないことは?

マンションリフォームできること・できないこと

マンションでは、管理規約によってリフォームできない箇所があります

そこでまずは、個人の方がリフォームしやすい範囲、および許可が下りにくい工事について、簡単にチェックしておきましょう。

玄関ドアや窓ガラスなどの「共用部」はリフォームできない

エレベーターなど、他の世帯の方も利用する「共用部」に当たる箇所は、原則としてリフォームできません

またベランダ・バルコニーなど、普段は各戸の住人の方が専有できるスペースであっても「共用部」とされる箇所もあるため、ご注意ください。

共用部の例
  • エレベーター
  • 駐輪場・駐車場
  • 建物の構造躯体である、コンクリートの壁・天井・床(スラブ)
  • 窓枠・窓ガラスの交換
  • 玄関ドア(※外側の部分)

 ⇒「玄関扉の交換」「共用廊下側の扉面の色を(塗装などで)変更」といった工事は、基本NG。

  • ベランダ・バルコニー

 ⇒「避難経路として使用することがある」「マンション全体の景観部分に当たる」などの理由から、共用部に該当。

なおマンションによっては、管理会社から「窓ガラスの交換工事をしてOK」などの許可が下りたケースも見られます。

亀田 融

この記事の監修

ホームインスペクター

亀田 融

【監修コメント】

マンションのベランダ、バルコニーへ敷くだけで設置することができるデッキタイルやパネルタイプのウッドデッキは、マンションによっては設置可能なことがあります。 まずは管理規約で確認してみましょう。
また高層階では事故防止のためデッキタイルなどの設置を禁止しているケースもあるので、注意が必要です。

室内の壁紙・床材などの「専有部」は基本的にリフォームOK

居住部分である「専有部」(窓の内側から玄関の内側まで)のリフォームについては、個人の方でも実施できる場合がほとんどです。

例としては、壁・天井のクロスや浴室の交換工事などが挙げられます。

また、玄関ドアは「室内側であれば専用部」としていたり、既存の窓に「内窓の設置」をする工事は許可がおりるなどの例も、多くあります。

専有部の例
  • キッチン・トイレなどの水回り設備
  • 居室内の壁紙クロス・間仕切り壁・天井・床材
  • 玄関ドア(※室内側の部分)・玄関の鍵

 ⇒「室内に面する側の扉面の仕上げを(塗装・シート貼りなどで)変更」「玄関戸の鍵を交換」などの工事は可能な場合が多い。

ただし専有部であっても、建物の規約によって施工可否は異なります

必ず工事契約前に、管理会社などへの確認を行いましょう。

>> マンションの玄関リフォームのポイントについて詳しく知りたい!

「間取り変更」や「水回り(キッチンなど)の移動」は制限されやすい

既存の「間仕切り壁」を撤去することはある程度は可能ですが、理想通りの間取りにできるとは限りません。

「RC造」や「SRC造」といったマンションには、主に次の2タイプがあります。

  • 柱や梁で建物を支える「ラーメン構造
  • 壁で建物を支える「壁式構造

「壁式構造」マンションでは、室内にある間仕切り壁が建物を支えている場合、撤去することができないため、間取りを変えたくても制限されてしまうことがあります。

マンションの構造

間取りの自由度

S造(重量鉄骨造)

RC造(鉄筋コンクリート造)
SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)

ラーメン構造 = ●

壁式構造 = ▲

また、キッチンなどの水回り設備の位置を変えたい場合には「排水管を移動可能か」という問題が生じます。

マンションの造りによっては、配管を移動させるスペースを取れず、好みの場所に水回り設備を移動できないパターンが多々あります。

亀田 融

この記事の監修

ホームインスペクター

亀田 融

【監修コメント】

PS(パイプスペース)とは給水管や排水管などを通すためのスペースのことをいいますが、マンションリフォームでは原則的に動かすことができません。
そのため大掛かりな間取り変更などを行う際には、既存のPSの位置に注意が必要になります。

もちろん移動距離などによっては、キッチンやトイレの場所を変更できた事例も見られます。

実際にご希望の工事を行えるかどうかは、現地調査のときにリフォーム業者に相談するとよいでしょう。

マンションのリフォーム はいくらでできる?無料リフォーム会社一括見積もり依頼

電話でのご相談はこちら

マンションリフォームの費用分布

リショップナビの紹介でマンションリフォームをした人の費用分布:10万円未満が3%、10~50万円が21%、50~100万円が27%、100~250万円が10%、250~500万円が15%、500~750万円が16%、750~1,000万円が4%、1,000~2,000万円が3%

ここからは、マンションでリフォームをする際には費用がいくらかかるのか、チェックしていきましょう。

上図は、当サイト『リショップナビ』に掲載されている事例のリフォーム費用の分布を、グラフ化したものです(2024年1月時点)。

マンションのリフォームで最も多い価格帯は、「50万円以上〜100万円未満」であることが分かります。

50~100万円でできるマンションリフォームの例

  • 水回りの1点リフォーム
  • 壁紙交換
  • フローリングの交換
  • 間仕切りの撤去・設置

リフォームの値段は、工事内容や施工範囲だけではなく、マンション自体・設備の劣化状況や、新しい資材のグレードなどによっても左右されます。

【工事内容別】マンションリフォームの費用相場・事例

マンションのリフォームといっても、「部分的にリフォームをしたい」「フルリフォームをしたい」など、様々なニーズがありますよね。

ここでは、工事の内容別にかかるリフォーム費用の目安をご紹介していきます。

水回りリフォームの場合

水回り設備は「台所のみ」「お風呂のみ」など別々にリフォームするより、複数箇所をまとめて工事するほうが、格安になる場合が多いです。

施工業者によっては「水回り3点セット(4点セット)」などのパック料金を利用できることもあります。

(※いずれの工事も、ハイグレードな設備を導入するなどの場合、予想より高額になることがあります。)

水回り(キッチン・トイレ・お風呂・洗面所)リフォームの費用

洗面所とトイレ

【複数箇所をリフォームする場合】

施工内容

リフォーム費用

4箇所すべて交換

175〜300万円

水回りパック

3点セット:70~150万円

4点セット:90~190万円

>> 水回りリノベーションの費用!3点・4点セットのポイント

【1箇所のみをリフォームする場合】

施工内容

リフォーム費用

システムキッチン交換

50〜150万円
(※レイアウト変更の場合などは、より高額な場合あり)

トイレ

15〜50万円

お風呂

50〜150万円

洗面台/洗面所

10〜50万円

>> 水回りリフォームの費用・事例
>> マンションのキッチンリフォームの費用
>> マンションの浴室リフォームの費用

【水回り設備の位置を移動する場合】

施工内容

リフォーム費用

移動を伴うキッチン交換

100〜200万円
(※レイアウト・グレードにより〜500万円と高額な場合あり)

トイレ移動

20〜60万円

>> 今あるキッチンを移動できる?費用・注意点

マンションの水回りリフォームの事例

内装リフォームの場合

広く何も置いていないフローリング

施工内容

リフォーム費用 (6畳部屋の場合)

壁紙交換

3〜8万円
(※ハイグレードなクロスを選ぶと10万円超える場合あり)

フローリング交換

6〜18万円

畳からフローリング

9〜24万円

>> 壁紙リフォームの費用・注意点

床をリフォームする際の料金は、新たに採用する床材(フローリングなど)の種類や、施工方法によって差が出ます。

基本的にフローリング材は「複合フローリング」よりも「無垢フローリング」のほうが高額です。

工法については「重ね張り(既存の床の上に、新しい床材を施工する)」と「張り替え(床材を交換する)」の2通りがあり、重ね張りのほうが工事費が安く済みます。

>>【床材別】リフォームの費用・時期
>> フローリングや床材の種類・張り替え価格の違いは?
>> マンションの床張り替え費用を種類別に解説!補助金や事例も紹介

フローリングなどの床材は防音性能の規定あり

階下の住民の方とのトラブルを防ぐため、たいていのマンションでは管理規約で床材の「防音規定」が決められています。

「複合フローリング」であれば、基準を満たすメーカー品が多く販売されています。

一方「無垢フローリング」を採用したい場合は、遮音性のある下地材の施工費も必要となるケースがあるため、ご注意ください

不安な方は、リフォーム業者と一緒に管理規約を確認した上で、新しい床材を選びましょう。

(内装)リビング、洋室、和室リフォームの場合

部屋(リビング・洋室・和室)の費用

施工内容

リフォーム費用

リビング

15〜150万円

洋室

15〜60万円

和室

20〜60万円
(※デザインなどにこだわると〜100万円)

和室全体を洋室に変更

25〜60万円

リビングの改装は「内装のみの工事」「床暖房の設置」「隣接する和室とセットでリフォーム」など内容が多岐にわたるため、価格帯が15〜150万円と幅広い傾向があります。

>> リビングリフォームの費用・事例

同様に、洋室・和室のリフォーム方法もバリエーションがありますが、特に和室ではデザイン性や畳の質などにこだわると、高価になっていきます。

>> 和室を洋室に変更する費用・注意点
>> 洋室リフォームの費用・事例

予算が限られる場合には、あらかじめリフォーム業者に伝えておくと安心です。

マンションの内装リフォームの事例

間取変更する場合

吹きさらしの部屋

施工内容

リフォーム費用

間取り変更

40〜300万円
(※規模による)

間仕切りを撤去してリビング拡張

40〜90万円

間仕切り壁の撤去

7~23万円/箇所

間仕切り壁の設置

8~25万円/箇所

>> 間取りを変更するリフォームの費用・事例
>> マンションリノベーションで間取り変更する際のおすすめ内容や費用

間取りを変更する際には、間仕切り壁を撤去・追加する作業の他に、壁周囲の内装を補修する工事費なども発生しやすいです。

工事範囲によって料金が大きく変動しますが、大規模なリノベーションだと450〜900万円程度になる場合もあります。

マンションの間取り変更事例

洋室とLDKを1つにし、広いキッチンスペースにした例

マンション間取変更リフォーム事例
リフォーム費用約227万円
施工日数9日
住宅の種類-
築年数30年

南西洋室の壁と物入を取り除き、LDKを広くするリフォームを実施。

LDKが広くなるので、調理スペースの拡張が可能になりました。

>> この事例の詳細を見る

フルリフォームする場合

マンションを全体的にリフォームする費用の目安(3LDK)

角にキッチンがある広々とした部屋(3LDK)

施工内容

リフォーム費用

内装全体

81〜150万円

内装全体+設備交換

180〜450万円

内装全体+設備交換+間取り変更

300〜700万円

スケルトン/フルリフォーム

600〜1,500万円

>> 3LDKのマンションリフォームの費用相場
>> スケルトンリフォームの費用・事例

【平米(㎡)別】マンションフルリフォームの費用相場

マンションのフルリフォーム費用は、設備や素材にこだわらなければ1平米あたり15万円程度が相場です。

しかし、設備や素材のグレードが高い場合や、オプションを多数追加した場合などは、その分費用がかかります。

部屋の広さ

リノベーション費用相場

50平米

750万円

60平米

900万円

70平米

1,050万円

80平米

1,200万円

>> 60平米のマンションのリノベーション費用と事例をご紹介!

より正確な総額を知りたい場合は、業者へ見積もり依頼をすることをおすすめします。

マンションのフルリフォーム事例

光が入る開放的な空間にフルリフォーム

マンションのフルリフォーム施工事例
リフォーム費用約480万円
施工日数45日
住宅の種類-
築年数32年

南側の個室を1つ開放したことでお住まいの中心にあるキッチンにも太陽の光が入るようになり開放的な空間になりました。

>> この事例の詳細を見る

マンションのリフォーム はいくらでできる?無料リフォーム会社一括見積もり依頼

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シーン別マンションリフォーム事例【5選】

ここで、当サービス『リショップナビ』に加盟するリフォーム業者が、マンションをおしゃれにリフォームした事例を見てみましょう。

ここでは、ライフスタイルの変化にあわせたリフォーム例や機能性を向上させた例をご紹介いたします。

実際に掛かった工事費用・期間なども、ぜひ参考にしてみてくださいね。

事例1:バリアフリーを重視したユニットバスリフォーム

マンションの浴室リフォームの事例(施工後)
マンションの浴室リフォームの事例(施工前)
リフォーム費用約83万円
施工日数3日
住宅の種類-
築年数32年

RC造のマンションにて、バリアフリー仕様の浴室にリフォームしました。

新しいユニットバスは、LIXILの人気製品「リノビオ」です。

冷えを感じにくい床材を採用し、出入り口の段差を解消、手すりの設置なども実施しました。

>> この事例を詳しく見る

事例2:将来子供部屋にすることを見据え、和室を洋室に

和室を洋室にしたリフォーム施工事例
リフォーム費用約298万円
施工日数21日
住宅の種類-
築年数24年

お客様は若いご夫婦と、生まれたばかりのお子様の3人家族で、将来子供部屋にするために和室を洋室にリフォームしました。

建具は木目の明るいライトベージュにすることでナチュラルな印象に。
床面もすべて張り替え、段差を無くしたので、お子様も安心して歩く事ができます。

【施工金額(日数) 内訳】
キッチン:98万円/トイレ:18万円/洗面所:22万円/リビング:115万円/洋室:45万円

>> この事例を詳しく見る

事例3:マンションの収納問題を解決!壁面収納の取付けを実施

壁面収納のリフォーム施工事例
リフォーム費用約88万円
施工日数4日
住宅の種類-
築年数1年

マンションは限られたスペースで収納に課題を感じやすいですが、壁面を利用することで収納スペースを確保でき、電気配線も隠せるのでスッキリとした部屋をキープできます。

>> この事例を詳しく見る

事例4:築33年マンションをポルトガルで流行したAzulejスタイルに

テーマ施工事例
リフォーム費用約700万円
施工日数50日
住宅の種類-
築年数33年

お部屋をAzulejスタイルに統一し、おしゃれな空間を創出しています。

またお客様が生活しやすく、且つ家事動線がスムーズに動けるよう改善。
ご希望であったオープンキッチンを実現しリビングからダイニング、キッチンと繋がるオープンな間取りに変更しました。

【施工金額(日数) 内訳】
リビング:250万円(14日) /キッチン:120万円(4日)/ダイニング:60万円(10日)/洋室:60万円(6日)/廊下:100万円(10日)他

>> この事例を詳しく見る

事例5:ペットと暮らすための工夫が詰まったお部屋に

ペットのいるお家のリフォーム施工事例
リフォーム費用約572万円
施工日数25日
住宅の種類-
築年数11年

2匹目のワンちゃんを飼いだした頃からペット用品も増えて、リビングはもので溢れていたため収納を拡張。

他にも愛犬が広く走り回れる広いリビングの実現や奥様にとって使い辛い高さだったキッチンの交換など、LDKを中心としたリフォームを行いました。

>> この事例を詳しく見る

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【目的別】マンションリフォームのポイント・注意点

マンションリフォームを考える際、その目的によってポイントや注意すべき点が異なります。

ここでは様々なシーンに沿ったポイント・注意点をご紹介しますので、ご自身の目的にあわせてぜひ参考にしてみてくださいね。

部分リフォームをしたい場合

マンションの部分リフォームでチェックしたいポイント・注意点は次の通りです。

チェックポイント・注意点

  • リフォーム可能な部分なのか
  • まとめてリフォームすることで安くなる場合がある
  • 現在のお部屋のスタイルに合うか

マンションのフルリフォームでチェックしたいポイント・注意点は次の通りです。

マンションの部分リフォームでチェックしたいポイント・注意点は次の通りです。

チェックポイント・注意点

  • 間取り変更が可能であるか
  • 工事以外の諸経費はいくらかかるか
  • 仮住まいは必要か

スケルトンリフォームをしたい場合

リフォームの前に骨組みの状態にしてから取り掛かるものを「スケルトンリフォーム」と呼びます。

骨組みにして新たに内装をつくるので、より新築のような仕上がりになることがメリットと言えるでしょう。

マンションのスケルトンリフォームでチェックしたいポイント・注意点は、次の通りです。

チェックポイント・注意点

  • 共用配管の位置はどこか
  • 予算や計画に余裕はあるか
  • 信頼できるリフォーム会社か

賃貸マンションをリフォームしたい場合

賃貸のマンションでも、水回りや内装をはじめとした専有部はリフォームできる場合が多いです。

賃貸マンションのリフォームでチェックしたいポイント・注意点は、次の通りです。

チェックポイント・注意点

  • 原状回復が必要か、原状回復きる範囲のリフォームか
  • 可能なリフォームの範囲はどこまでか
  • 貸主や大家さんの許可は取れているか

中古マンションをリフォームしたい場合

中古マンションをリフォーム・リノベーションしたい場合、新築のマンションにするよりも比較的低コストで理想の住まいを実現できます。

また、中古マンションは物件数も多く、様々な住居を選べることも魅力でしょう。

中古マンションのリフォームでチェックしたいポイント・注意点は、次の通りです。

チェックポイント・注意点

  • 周囲の様子や景観が理想と合っているか
  • 建物の老朽化により、新築よりもリフォームの方が費用が高くならないか
  • ハウスクリーニングが必要か

上記はチェックポイントの一例となります。

後悔のないリフォームを実現するためには専門家の意見を聞くことが大事です。

まずは、リフォーム業者に相談してみましょう。

マンションのリフォーム はいくらでできる?無料リフォーム会社一括見積もり依頼

マンションリフォームで失敗・トラブルを防ぐためには?

マンションリフォームでトラブルを防ぐポイント

マンションでリフォームを行う際には、管理組合やご近所などに対しても気を使うものですよね。

そこで、注意点についてチェックしていきましょう。

管理組合への届出・申請は必要?

ほとんどのマンションで、リフォーム工事の前に管理組合・管理会社への申請が必要です。

万が一、管理規約に反する工事をしてしまうと大変ですから、トラブル防止のためにも届出の手続きは大切と言えます。

専用の届出用紙」が用意されている場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

申請時期はマンションによって異なりますが、「1ヶ月前まで」とされていることが多いので、 余裕を持ってリフォーム業者と相談し、計画を立てることをおすすめします。

亀田 融

この記事の監修

ホームインスペクター

亀田 融

【監修コメント】

マンションリフォームは戸建リフォームよりも工事の制限が多く、管理規約によってリフォームできない箇所や施工上の注意点が定められています。

それらを事前にしっかりと把握した上で工事に着手しないと、工事のやり直しが必要になってしまうことがあります。

したがって管理組合や管理会社への事前の申請は忘れずに行っておきましょう。

水回り設備を移動できる場合も、近所迷惑にならないか配慮

先述の通り、水回りを移動できることはありますが、他の住民の方とトラブルにならないよう配慮することも大事です。

例えば「トイレの真下(もしくは隣)」に「下階(もしくは隣室)の寝室」が来るレイアウトになってしまうと、深夜に水を流す音などが、ご近所に響いてしまう可能性があります。

ご希望通りの間取りに施工できる場合であっても「隣家などに音が漏れてしまわないか」イメージしてみるとよいでしょう。

ご近所への「挨拶なし」はNG?

多少手間であっても、リフォームが決まったらご近所へ挨拶に行くことを推奨します。

あらかじめ日程などを伝えておくことで、工事中の騒音などによるクレーム・トラブルのリスクを軽減できるでしょう。

挨拶に行く範囲は工事規模にもよりますが、両隣と上下の階には訪問しておくと無難です。

住みながらの工事はできる?仮住まいは必要?

たいていの場合、住みながら工事を行うことは可能です。

ただし「工事中の騒音が気になる」「工期が長くなると不便」という方は、仮住まいを検討するとよいでしょう。

また大規模な(=スケルトンリフォームなど、住戸内の内装・設備などをすべて撤去・解体するような)工事の際は、仮住まいを利用するのが一般的です。

リフォーム業者によっては、引っ越しのサポートや、仮住まいを手配するサービスも提供していますので、 気になる方は、工事の打ち合わせの際などに相談してみましょう。

>> 住みながらリフォームする際のメリットや注意点を解説!

マンションリフォームの業者・会社はどこに頼む?選び方は?

マンションのリフォーム会社の選び方

マンションのリフォーム経験豊富な業者を探す

リフォーム会社によって「一戸建ての工事の依頼が多い」「マンションの施工実績が豊富」など、経験値や得意分野が異なるので、マンションのリフォームに詳しい業者に依頼することが重要です。

経験豊かなスタッフであれば、管理規約に沿った建材やプランを提案してくれるでしょう。

さらに、施工会社によっては補助金制度に詳しいスタッフがいる場合もあるので、気になる方は質問してみましょう。

>> 補助金対象になるマンションリフォーム・制度についてもご紹介

また、管理組合への届出や、ご近所の挨拶などを、代行もしくは同行してくれる業者も多いので、工事以外のことでも気になる点があれば、気軽に聞いてみるのがおすすめです。

亀田 融

この記事の監修

ホームインスペクター

亀田 融

【監修コメント】

マンションリフォームには管理規約による作業時間や工事内容の制限、工事中の資材置き場がないこと、近隣とのトラブルが発生しやすいことなどといったマンション特有の障害が数多くあります。

したがってマンションリフォームに手慣れた業者に依頼することが非常に重要になります。

施工内容に特化した資格をもっているか

施工内容毎に保有していると良い資格、水回り・管工事施工管理技士、お風呂やキッチン・メーカーライセンス、リノベーション・建築業許可、断熱・耐震 増築など・二級建築士、バリアフリー・福祉住環境コーディネーター・、おしゃれ・インテリアコーディネーター

リフォーム会社によって得意・不得意は異なり、指標の1つとして、資格があります。

安心して依頼出来そうかの判断基準としても、保有資格を聞いてみるのは有効なので、ぜひチェックしてみましょう。

複数の業者に見積もりを依頼し、プランを比較する

マンションリフォームの際には、複数社から見積もりを取って比較するのが一般的です。

料金や提案される工事のプランなど、会社によって様々であるため、ぜひ比べてみましょう。

また「相談しやすいスタッフが在籍しているかどうか」も肝心です。

質問に対して丁寧に対応してくれる業者であれば、より安心して工事を任せやすいでしょう。

>> リフォームの見積もりを比較する際の注意点

>> リフォーム会社の選び方やポイント

マンションリフォームで使える補助金・助成金は?

リフォームをする際、補助金や助成金を利用できたらいいですよね。

ここではマンションのリフォームで適用される補助金をご紹介いたします。

(※次の内容は、2025年3月時点の情報をもとに記載しています。)

補助金例

具体的な申請方法などは公式ウェブサイトや、こちらでも解説していますのでご確認ください。

後悔のないマンションリフォームをするためにまずは相談してみよう

子どもたちがいるリビング

マンションでリフォームする際は、費用だけでなく管理規約なども確認・把握することが大切です。

マンションのリフォームが得意な施工会社へ相談することで、不安な点へのアドバイスももらえるでしょう。

また、施工実績を見せてもらえる場合は、ご自身の希望するリフォームと似た内容の事例があるかも確認できるとよいですね。

なるべく工事の前後も気持ちよく過ごせて、費用や仕上がりにも納得できる、素敵なマンションリフォームを実現しましょう。

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