中古マンション/一戸建て住宅リフォームで検討したい内容
中古のマンションや一戸建て住宅では「住んでみてから、欠陥箇所に気づいた」というトラブル例が少なくありません。
そこでまずは、優先的に検討していただきたいリフォーム内容について、簡単に解説します。
寒さ(暑さ)や結露対策のため、断熱・防湿(調湿)リフォームは優先的に
中古住宅において、断熱・湿気対策が必要不可欠となる可能性は高いでしょう。
とりわけ築年数が経過したマンションは、気密性が高く、換気しにくい構造になっていることが多いです。
室内と室外の気温差が大きくなる冬場などに、湿気がこもると、窓周辺やクローゼットなどに結露・カビが発生してしまいます。
また築20年以上のマンションでは、断熱材が入っていないことがほとんどのため、冬の寒さ・夏の暑さに悩まされる傾向があります。
築古の一戸建ての場合でも、やはり断熱性能が低い建物が多く、寒さ対策や結露防止のため、断熱リフォームの実施は検討したいところです。
断熱リフォームには、主に「(室内壁の内側などに)断熱材を施工する」「(既存の窓に)内窓を設置し、二重窓にする」といった方法があります。
換気対策では「窓を増設する」「空気の通り道ができるよう、間取りを工夫する」リフォームも、おすすめです。
湿気対策としては「自然素材など、調湿機能がある建材」を施工するとよいでしょう。 浴室に「浴室暖房乾燥機を設置する」のも有効です。
なお詳細は後述しますが、断熱化などの省エネリフォームは、補助金・助成金の対象になりやすいです。
申請時期が限られてしまうことは多いですが、ぜひ前向きに検討するとよいでしょう。
水回り設備は10〜20年程度のサイクルで交換が必要
キッチンやトイレといった水回り設備は、一般的に、10〜20年のサイクルでメンテナンスが必要と言われています。 築年数によっては、劣化が進行していたり、使いづらく家事効率が悪くなったり、というトラブルも考えられます。
最新の設備には、節水・節電効果のある製品も多いです。
ほかの箇所のリフォームと合わせて、水回りを一新することも考えてみてはいかがでしょうか。
築10年以上の一戸建ては、外壁・屋根の塗装なども視野に
一戸建ての場合は、築年数によっては外壁・屋根のリフォームも優先的に行いましょう。
建物全体を守ってくれる部位ですから、なるべく後回しにしないほうが無難です。
メンテナンス周期は、環境や外壁材(屋根材)によって変わってきますが、たいていの場合は約10年ごとに塗装が必要です。
築古の一戸建てでは、耐震補強が必要な場合も
築年数がある程度経過している一戸建てであれば、耐震補強の必要性も視野に入れておきましょう。 特に1981年5月31日以前に建築確認を受けた(=建築基準法改正前の)建物は、耐震性が低い可能性があります。
補強工事を行うかどうかは、業者に「耐震診断」をしてもらった上で判断するという選択肢もありますよ。
多くの自治体で、1981年以前に建築された住宅に対し、耐震診断や耐震改修の補助・助成制度を導入しているため、あわせて利用を検討してみましょう。
不安な場合は、住宅診断(インスペクション)実施が無難
マンションか一戸建てかに関わらず、お住まいの性能について不安がある場合や、どんなリフォームをすべきか判断しづらい際には「住宅診断(ホームインスペクション)」を実施しておくのが無難です。
建築の知識がある第三者より「建物の老朽化具合」や「希望のリフォームが適するか」など、助言してもらえますよ。
中古のマンション/一戸建て住宅で人気のリフォーム&費用相場
ここからは、中古住宅で「人気のあるリフォーム」や、上述した「優先したい工事」の費用相場をご紹介していきます。
暑さ(寒さ)・湿気・結露対策 |
水回り |
内装・リビング・部屋・間取り変更 |
収納の増設など |
フル(全面)リフォーム・スケルトンリフォーム |
外壁・屋根塗装 (一戸建て向け) |
耐震リフォーム (築古の一戸建て向け) |
暑さ(寒さ)・湿気・結露対策のリフォーム価格帯
【断熱リフォーム】
家の断熱化をする工事には「内窓を追加する」「壁や天井・床に断熱材を施工する」などの方法があります。
管理規約の範囲でしかリフォームできないマンションでも「内窓」や「室内側の壁に断熱材・パネル」を施工するのはOKとされる例が多いです。
(※マンションによって異なるため、必ず管理会社などに確認していただく必要があります。)
リフォーム内容 | 費用相場 |
---|---|
内窓の追加 | 8~30万円/箇所 |
壁に断熱材を施工 | 0.4~3万円/㎡ |
床下・天井に断熱材を施工 | 0.4~0.8万円/㎡ |
【浴室暖房乾燥機の設置】
浴室乾燥機(浴室暖房機)は、洗濯物を干したいときだけではなく、お風呂場の湿気対策や、ヒートショック対策としても活用しやすい、便利な設備。
一戸建てはもちろんのこと、マンションでも後付け可能な場合が多いです。
リフォーム内容 | 費用相場 |
---|---|
浴室乾燥機の追加 | 10~40万円 |
【窓(室内窓/外窓)の増設】
換気が必要となりやすい位置に、窓を追加しておくと効果的でしょう。
間取りを変更する場合も「窓が適切な場所にあるか」を確認することが肝心です。
なおマンションの場合、外窓(=外壁に面する窓)を追加する工事は難しいですが、室内窓であれば基本的には設置可能です。
リフォーム内容 | 費用相場 |
---|---|
室内窓の設置 | 10〜20万円/箇所 |
外窓の増設 | 10〜30万円/箇所 (※サイズ・グレードによっては、より高額) |
【床暖房の設置】
寒さ対策では、床暖房を増設するリフォームも好評です。
エアコンのように風でホコリ・毛が舞うことがないため、猫などペットを飼育されているご家庭にも打って付けと言えるでしょう。
リフォーム内容 | 費用相場 |
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電気式床暖房の設置 | 6畳:30〜55万円 8畳:32〜71.5万円 |
温水式床暖房の設置 | 6畳:33〜65万円 8畳:40〜93.5万円 |
水回りのリフォーム価格帯
「汚れが気になる」「古くて使いづらい」などの理由から、水回りを優先してリフォームされる方は多くいらっしゃいます。
中でも「和式トイレを洋式にする 」「壁向きのキッチンを対面式にリフォームする 」「タイル張りの在来工法の浴室をユニットバスに変更する」といった工事は人気がありますが、費用がやや高額です。
リフォーム内容 | 費用相場 |
---|---|
トイレ | 洋式から洋式:15〜50万円 |
和式から洋式:15〜60万円 | |
洗面所 | 20〜50万円 |
キッチン | システムキッチン交換:50〜150万円 |
壁向きから対面式:55〜200万円 | |
浴室 | ユニットバス交換:50〜150万円 |
在来からユニットバス:50〜200万円 | |
給湯器の交換 | 10〜35万円 |
>> 水回りリフォームの費用相場
>> 給湯器の耐用年数・交換費用
なお給湯器は、耐用年数が10年程度と言われています。
築年数によっては、水回り設備と一緒に交換しておくことを推奨します。
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内装・リビング・部屋・間取り変更のリフォーム価格帯
【内装(室内壁・床)のリフォーム】
内装のリフォームでは「壁紙」や「フローリング」「畳」の交換が一般的ですが、湿気・生活臭などの対策として「自然素材」や「調湿建材(『エコカラット』など)」を採用するご家庭も多く見られます。
自然素材の代表的なものとしては「漆喰」「珪藻土」や「無垢材のフローリング」「和紙畳」などがあります。
<壁のリフォーム>
リフォーム内容 | 費用相場 |
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一般的な壁紙に交換 | 800~1,500円/㎡ |
和紙壁紙に交換 | 1,580~15,000円/㎡ |
漆喰を塗装 | 4,000~7,200円/㎡ |
珪藻土を塗装 | 3,000~6,000円/㎡ |
エコカラット施工 | 9,600〜24,000円/㎡ |
>> 壁紙リフォームの費用&よくある失敗と対策
>> 自然素材のリフォーム費用!珪藻土・無垢などの特徴は?
>> エコカラットの価格・効果・施工例
<床のリフォーム>
リフォーム内容 | 費用相場(6畳) |
---|---|
複合フローリングに交換 | 12〜16万円 |
無垢フローリングに交換 | 15〜20万円 |
一般的な畳を交換(新調) | 7~20万円 |
和紙畳に交換 | 4〜7万円 |
【居室・部屋全体のリフォーム/間取り変更】
リフォーム内容 | 費用相場 |
---|---|
リビング | 15~150万円 |
和室/洋室 | 20〜50万円 |
和室を洋室に変更 | 25~100万円 (6〜8畳) |
間取り変更/ | 20~350万円 |
間仕切りの撤去 | 7~23万円/箇所 (※周辺の補修工事費を含む) |
間仕切りの追加 | 8〜25万円/箇所 |
>> リビングリフォームの費用・施工例
>> 和室を洋室にリフォームする費用
>> 間取り変更リフォームの費用
ちなみに「間仕切りを撤去して、リビングを拡張する」工事の費用は、平均40〜90万円程度です。
「リビングに隣接する和室を撤去、もしくはリビングと一体化させる」際には、30〜100万円くらいのコストがかかるでしょう。
収納のリフォーム価格帯
リフォーム内容 | 費用相場 |
---|---|
壁付けクローゼット新設 | 10〜48万円/箇所 |
ウォークインクローゼット新設 | 18〜80万円/箇所 |
押入れをクローゼットに変更 | 8〜20万円/箇所 |
>> クローゼットリフォームの費用
>> ウォークインクローゼット設置の費用・ポイント
>> 押入れをクローゼットにリフォームする費用
収納スペースには湿気がこもる傾向があるため、内装材に『エコカラット』や、防湿・防虫・抗菌効果のある物を使うと、カビなどを予防しやすいでしょう。
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フル(全面)リフォーム・スケルトンリフォームの価格帯
全面的にリフォームする場合や、一度スケルトン(=骨組みだけを残す)状態にして大規模に改装する場合の費用は、一概にいくらとは言えません。
ただし目安として、以下の予算を見込んでおくと安心です。
スケルトン/フルリフォーム | 費用相場 |
---|---|
マンションの場合 | 500〜1,500万円 |
一戸建ての場合 | 350〜2,500万円 |
>> マンションリフォームの費用相場
>> 一戸建てリフォーム・リノベーションの費用
>> スケルトンリフォームの費用・施工例
外壁・屋根塗装の価格帯<一戸建ての場合>
外壁や屋根は、5〜15年くらいの周期で塗装によるメンテナンスを行うのが一般的です。
特に2階建て以上の建物では、外壁・屋根の工事の際に「足場」の設置費が10〜20万円程度かかることが、ほとんどです。
外壁と屋根のリフォームは、できれば別の機会に行うのではなく、まとめて実施しておくことで足場代を節約できます。
リフォーム内容 | 費用相場 |
---|---|
外壁塗装 | 50~180万円 |
屋根塗装 | 30~80万円 |
築20〜40年を超える場合は、外壁材(屋根材)自体を交換するほうがよいケースも出てきます。
「外壁材・屋根材自体をイメージチェンジしたい」という場合や「かなり劣化が進んでいる」という際には、カバー工法や張り替え(もしくは葺き替え)といった工事を推奨します。
リフォーム業者と相談の上、具体的な施工内容を決めるのが確実でしょう。
耐震リフォームの価格帯<築古の一戸建ての場合>
耐震リフォームは、平均120~150万円で実施できた例が比較的多く見られます。
工事の規模によっては25万円程度で済むこともあれば、300万円以上になるケースもあります。
施工内容ごとの、おおよその価格帯は以下の通りです。
リフォーム内容 | 費用相場 |
---|---|
筋交いを施工 | 5~20万円/箇所 |
耐震パネルを施工 | 25~65万円 |
屋根材を軽量化(葺き替え) | 80~150万円 |
ただ築年数が経過した物件の場合は、シロアリ対策や基礎補強などの料金も発生するため、注意が必要です。
リフォーム会社に現地調査をしてもらい、最適な施工内容を決めるとよいでしょう。
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中古住宅リフォームのビフォーアフター施工事例
中古マンションリフォームの実例5選
【事例1】
収納豊かなシステムキッチンにリフォーム
築年数 | 38年 |
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リフォーム費用 | 80万円 |
工事期間 | 3日 |
施工地域 | 神奈川県 |
内装も明るい雰囲気にコーディネートし、掃除がしやすいキッチンパネルを採用しています。
>> この事例を詳しく見る
【事例2】
対面キッチンのある広いLDKへ
築年数 | 18年 |
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リフォーム費用 | 182万円 |
工事期間 | 26日 |
施工地域 | 福岡県 |
新しいシステムキッチンは、TOTO社の人気製品『ザ・クラッソ』です。
>> この事例を詳しく見る
【事例3】
予算に合わせて水回りと和室をリフォーム
築年数 | - |
---|---|
リフォーム費用 | 300万円 |
工事期間 | 20日 |
施工地域 | 兵庫県 |
浴室・ トイレ・洗面所などの水回りの設備も全体的にバージョンアップし、 和室も壁紙などを交換しました。
>> この事例を詳しく見る
【事例4】
水回り4箇所とリビングを改装し、間取りも変更
築年数 | 22年 |
---|---|
リフォーム費用 | 400万円 |
工事期間 | 30日 |
施工地域 | 宮城県 |
施工前は暗い印象だったため、内装も設備も明るい色で統一。
間取りは3LDKから2LDKへと変更し、壁や床などに汚れがあった水回りも全体的に新しくなりました。
>> この事例を詳しく見る
【事例5】
フルリフォームで、断熱性や使い勝手などを改善
築年数 | 40年 |
---|---|
リフォーム費用 | 880万円 |
工事期間 | 50日 |
施工地域 | 神奈川県 |
水回りも改善して、オリジナル洗面台・建具・ウォークインクローゼット・パントリー(食品庫)をそれぞれ造作。
珪藻土を塗布し、フローリングには無垢パイン材を採用するなど、自然素材にもこだわっています。
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中古一戸建てリフォームの実例5選
【事例1】
古いユニットバスをLIXILのお風呂へリフォーム
築年数 | 30年 |
---|---|
リフォーム費用 | 58万円 |
工事期間 | 6日 |
施工地域 | 京都府 |
LIXIL(リクシル)の一戸建て向けユニットバス『アライズ』へ交換し、脱衣場との間の段差も解消しています。
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【事例2】
タイル張りの浴室をユニットバスに!給湯器も交換
築年数 | 40年 |
---|---|
リフォーム費用 | 74万円 |
工事期間 | - |
施工地域 | 大阪府 |
施主様のご要望に合うよう、新しいユニットバスにはTOTO社の『サザナ』を設置。
同製品の、柔らかく暖かい床材『ほっカラリ床』にも、大変喜んでいただけました。
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【事例3】
外壁と屋根を明るい色に!
築年数 | 30年 |
---|---|
リフォーム費用 | 92万円 |
工事期間 | 40日 |
施工地域 | 千葉県 |
足場を設置し、リフォーム前とはまったく異なる色へと塗り替えました。
同じ家とは思えないほど、明るく美しい外観になっていますね。
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【事例4】
水回り4箇所と内装を一新
築年数 | 18年 |
---|---|
リフォーム費用 | 480万円 |
工事期間 | 25日 |
施工地域 | 埼玉県 |
デザイン・省エネ性を重視しながら、内装もリフォームしました。
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【事例5】
リビング・洗面所などをフルリフォーム
築年数 | - |
---|---|
リフォーム費用 | 700万円 |
工事期間 | - |
施工地域 | 北海道 |
リビングは建具なども改装し、台所はレイアウトを見直して小窓から採光できるように工夫。
洗面脱衣所は、収納豊かで明るい空間に生まれ変わりました。
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中古住宅のリフォームでは、どんな補助金(助成金)制度を使える?
2022年6月現在、中古住宅のリフォームでは以下のような補助金制度が活用しやすいです。
たいていの制度には期間が限られており、締め切りが早い場合もあります。
なるべく余裕を持ってリフォーム業者と相談し、補助金を使えるかどうかなどの確認をしておきましょう。
既存住宅における断熱リフォーム支援事業
対象とされるリフォーム |
---|
「断熱用の窓」「断熱仕様の玄関ドア」「断熱材」「断熱用ガラス」「熱交換型換気設備」を使用するリフォーム (※一戸建て=「家庭用蓄熱設備」「家庭用蓄電システム」の設置なども対象) |
申請受付期間 |
2022年6月17日~8月10日 (17時必着) |
次世代省エネ建材の実証支援事業
対象とされるリフォーム |
---|
・以下の3区分より選択可 (※マンションの場合=Cのみ)
A. 「外張り断熱」(外断) (外気に接する)外壁の全部を、屋外より「外張り断熱工法」などで改修 B. 「窓断熱」(窓断) 「(防犯・防風・防火仕様の)外窓」で、すべての窓を改修 C. 「内張り断熱」(内断) 室内側から「断熱パネル」もしくは「潜熱蓄熱建材」を導入し、改修 (※上記A〜Cとあわせて実施する場合に限り、調湿建材/断熱仕様の玄関ドアを用いるリフォームなども補助対象) |
申請受付期間 |
一次:2022年5月9日~8月26日/二次:2022年9月5日~10月21日/三次:2022年10月31日~11月30日 |
こどもみらい住宅支援事業
※2022年11月28日、補助金額が上限に達したため、交付申請および交付申請の予約の受付を終了しました。
※2023年3月下旬より実施していた、「こどもエコすまい支援事業」は、予算上限に達したため、2023年9月28日をもって交付申請(予約を含む)の受付を終了しました。詳しくは公式ホームページをご確認ください。
対象とされるリフォーム |
---|
主に「断熱改修」や「エコ住宅設備の設置」など、省エネ化を目的としたリフォーム (※工事の組み合わせにより「家事負担を軽減する設備」などの設置工事も補助対象) |
申請受付期間 |
2022年3月28日~遅くとも2023年3月31日 (原則、すべてのリフォーム工事が完了後に申請) |
※以上の3つの補助金制度は、全国共通で申請可能です。
地域の補助金(助成金)制度
自治体によっては、独自のリフォーム補助金(助成金)制度を設けています。
「耐震リフォーム」や「高齢者の方がお住まいの家」を対象とした制度が多いです。
地域によっては「環境対策」や「増改築」「外壁改修」などの工事でも利用できることがあります。
>> どんなリフォームが補助金の対象になりやすい?
>> 中古住宅の購入で活用しやすい補助金・税減をご紹介
お住まいのエリアの窓口に問い合わせるのが確実ですが、補助金に詳しいリフォーム業者に出会えたら、あわせて質問してみるとよいですね。
住宅ローンが残っている状態で、リフォームローンは組める?
この記事をご覧の方の中には「住宅ローンがまだ残っているけど、リフォームローンを追加で申し込むことはできる?」と、ご不安の方もいらっしゃることでしょう。
もちろん、リフォームローンの追加融資が可能なこともあります。
ただ「住宅の購入費用」と「リフォーム費用」をセットで借りられる「リフォーム一体型住宅ローン」に借り換えて一本化するのが、最も効率的と言えるでしょう。
残高を管理しやすくなるメリットがあるほか、金利が低いローンに借り換え可能であればコスト削減にも繋がります。
>> リフォームローンの選び方!担保の有無・金利相場
>>「金利0(無金利)」のリフォームローンのおすすめ&メリット・デメリット
>> 中古住宅購入と同時にリフォームをする時のローンの組み方!
リフォーム業者と打ち合わせをする際に、資金管理についても相談してみてはいかがでしょうか。
ファイナンシャルプランナーの資格を持つなど、ローンに詳しいスタッフが在籍していることもありますよ。
理想的な中古住宅リフォームをするための業者の探し方
中古住宅のリフォームを成功させるためには、よい施工業者を選ぶことが大切です。
そのためには、できれば複数のリフォーム会社に見積もりを依頼し、提示されるプランや金額をじっくり比較してみることをおすすめします。
業者によって「安さが売り」「マンションの施工知識が豊富」「デザインリフォームの評判が高い」「耐震診断の実績もある」など、得意分野が異なるためです。
>> リフォーム会社の選び方・比較する際のポイント
>> 相見積もりの注意点・マナーやポイント
時間はかかってしまいますが、最も好相性、かつ提案力の高い業者に任せることで、満足度の高いリフォームを実現しやすくなるはずです。
価格面も仕上がりも納得のできるような、快適な住まい作りをぜひ目指してくださいね!
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ご希望にあった会社をご紹介!
お住まいの地域に近く・ご希望のリフォーム箇所に対応が可能という基準を元に、厳選した会社をご紹介。可能な限り、ご要望にお応えできるように対応致します。
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しつこい営業電話はありません!
紹介する会社は、最大で5社まで。また、連絡を希望する時間帯をお伝え頂ければ、しつこい営業電話をすることはありません。
-
見積もり後のフォローも致します
ご紹介後にご不明点や依頼を断りたい会社がある場合も、お気軽にご連絡ください。弊社から各会社へのご連絡も可能となっております。